遼寧省の孫桂花さん 懲役3年の不当判決と年金停止処分を受けて死亡
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 【明慧日本2022年12月12日】遼寧省営口市の法輪功学習者・孫桂花さん(69歳女性)は2021年9月、当局に自宅で審理を行われ、懲役3年の不当判決を言い渡されたが、2022年11月3日に亡くなった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2020年9月3日、孫さんは法輪功迫害の事実に関する資料を配布したとして、蓋州市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行され、家宅捜索された。警官は孫さんの家から法輪功の資料が入った袋を 2 つ押収した。

 翌日、国保の警官らが健康診断のために孫さんを赤十字病院に連れて行ったところ、健康状態に問題があることが判明し、蓋州市拘置所の入所を拒否された。孫さんは夕方に保釈された。

 国保と検察庁は孫さんの自宅に何度も嫌がらせをし、孫さんに対するいわゆる「証拠」を集めた。絶え間ない嫌がらせは孫さんを恐怖に陥れ、孫さんの健康状態は悪化し続けた。

 2021年9月10日、営口市站前区裁判所は孫さんに、訴訟の審理が9月22日に自宅で予定されていることを通知した。孫さんは自宅で站前区裁判所に懲役3年の不当判決を言い渡された。孫さんの健康状態を見て、孫さんは自宅で服役するよう命じられた。

 2022年1月、蓋州市社会保障局は孫さんの年金の支給を停止した。これは孫さんに別の大きな打撃を与えた。孫さんは11月3日に亡くなった。

 営口市在住の法輪功学習者で衛生学校の元教師・韓桂雲さん(85歳)は、公務執行妨害との告発を受け、2021年3月10日に站前区裁判所で審理が開かれ、6月3日に懲役3年の不当判決、1万元(約20万円)の罰金を言い渡された。

  営口市出身の法輪功学習者・孫文慶さん(69歳)は、2021年3月22日に営口市站前区裁判所に懲役4年の不当判決を言い渡された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/19/452088.html)
 
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