介護が必要な夫 拘禁された妻の釈放を求め続ける
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年12月12日】遼寧省葫蘆島市の法輪功学習者・張小娜さん(48歳女性)が、2022年5月30日、法輪功を学んだとして、当局に懲役4年の不当判決と罰金1万元を言い渡された。7月10日に葫蘆島市拘置所に拘禁された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以降、中国共産党によって迫害されている。

 張さんは 2021年12月3日に綏中県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に連行された。張さんの家も家宅捜索された。警官は後に張さんを釈放し、住居を監視した。

 張さんの夫は、2020年に職場での事故により送電線で感電した後、左下肢を切断しており、右手には引っ掻く機能がなく、目も失明して何も見えない。張さんの夫は、妻の介護を必要としている。家族はすでに陳さんの医療費のために多額の借金を抱えている

 張さんの案件が明慧ネットによって報告された後、数人かの親切な人々が陳さんに1万元を寄付した。彼らは、陳さんの妻の判決に関与したとして3人の加害者・綏中県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の隊長・王宝民、連山区検察庁の検察官・張孝金、連山区裁判所の裁判官・張亮に対して訴状を提出すること、3人の加害者に対する苦情を50人以上の政府高官に郵送するのを手伝った。郵便局が手紙を傍受するのを防ぐために、彼らは手紙を別の日に別の都市から郵送した。

 2022年10月17日、規律委員会の関係者であると主張する人物が陳さんに電話をかけ、王宝民に対する苦情が受理され、地方政府に苦情を調査するよう指示したことを確認した。

 11月3日、村の8人の役人が陳さんを訪ね、張さんが面倒を見ることができるように早期に釈放することを約束した。彼らは陳さんに2,000 元と2トンの石炭を渡し、写真を撮った。当局はまた、苦情を申し立てるのを手伝った人が誰なのか陳さんに尋ねた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/20/452142.html)
 
関連文章