鞍山市のインテリア デザイナー・趙玉博さんが不当連行
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 【明慧日本2022年12月13日】遼寧省鞍山市在住の法輪功学習者・趙玉博さん(39歳男性)は9月21日、山南派出所の警官らに不当に連行された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 9月21日、人探しをしていると主張する私服警官が、趙さんの自宅のドアをノックした。趙さんの父親がドアを開けた瞬間、警官らはさらに多くの人を呼び寄せ、趙さんの家を家宅捜索した。たまたま家を訪ねていた趙さんの叔父と父親の友人も、警官らに趙さんとその父親とともに連行された。

 趙さんは山南派出所で 2 日間拘束された後、趙さんは岫巌拘置所に移送された。趙さんの父、叔父、友人は30時間の拘留の末に解放された。その間、警官は彼らに食べ物を与えなかった。その後、趙さんの父親は居住監視となった。

 趙さんの仕事用コンピューター、壊れたプリンター、法輪功の本、ID、携帯電話、6,400ドル、18,000元、その他の私物が押収された。趙さんの家族は派出所に何度か出向き、押収品のリストを求めたが、警官らは無視した。警官は趙さんに署名するためのリストを渡したが、趙さんの自宅から押収された法輪功の物品の数は誇張されていたため、趙さんは署名を拒否した。

 趙さんは当局に連行された同日に、趙さんの母親が祖母の死を知らせるために趙さんに電話をかけたとき、趙さんが警官に連行されたことを知って打ちのめされた。趙さんの母親は親孝行の息子を心配して、病気になり、寝たきりになった。

 趙さんは14歳のときに法輪功を修煉し始めた。趙さんは、法輪功の教えである真・善・忍という普遍的な原則に深く感動したと語っている。

 趙さんは内向的で反抗的だったのが、社交的で温かく、いつでも助けてくれる人になった。趙さんの学業成績も急速に向上し、クラスメートからとても評判が良かった。

 周囲の人々が趙さんの驚くべき変化に感銘を受けたのと同じ時期、1999年に迫害は始まった。趙さんは法輪功のために声を上げたいという単純な願いから、17歳になった2000年に地方政府に上訴したが、連行され、強制的に「保証書」を書かせた(北京に行かないことを保証する)。

 その後、趙さんは家庭や学校で絶え間ない嫌がらせに直面した。趙さんの教師と学校の指導者は、趙さんが法輪功を放棄しなければ、趙さんを追放すると脅した。警官も頻繁に趙さんに嫌がらせをした。趙さんは迫害による困難と恐怖に直面する際、趙さんは妥協しなかった。趙さんは学校を辞め、最終的に独学でインテリアデザイナーになり、趙さんのデザインは広く評価された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/29/451264.html)
 
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