山東省の許文龍さん 不当に拘禁されて約2カ月間消息不明 
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 【明慧日本2022年12月20日】山東省済南市在住の法輪功学習者・許文龍さん(36歳男性)は、法輪功を修煉したとして、10月4日に智遠派出所の警官らに不当に連行された。警官らは許さんに手錠をかけ、重い足枷をつけ、血液サンプルを採取した。その後、許さんは司里街派出所に50日以上隔離、拘禁されている。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

  最近、新型コロナウイルスの「ゼロ政策」により都市が封鎖されたため、許さんの家族は、許さんと面会するのがさらに困難になったと語った。

 黒竜江省穆棱市(もくりょうし)出身の許さんは、2010年7月に北京の中央美術学院を卒業した。許さんは 2011年6月に連行され、懲役8年の不当判決を言い渡された。許さんは済南に移り、釈放された後、いとこの家に滞在した。

 許さんは2022年4月、ネット封鎖を突破するためのQRコードを配布したとして再び連行され、6カ月間の居住監視を言い渡された。それ以来、警察は許さんを数回召喚し、許さんに有罪を認めさせようとした。 許さんは従うことを拒否し、警察に迫害に加担しないよう促した。

 10月4日、6カ月の居住監視期間が満了に近づいたとき、警察は許さんを再び拘留した。 彼らは許さんに手錠をかけ、重い足枷をつけた。彼らはまた、血液サンプルを採取し、許さんを殺すと脅した。一緒に連行された許さんのいとこによると、警察は医療関係者ではないのに、許さんの採血はとても慣れた手付きだったという。法輪功を修煉していないいとこも採血を受けたという。

 許さんのいとこは、彼らが智遠派出所に拘束されている間、2人の警官が腎臓を40万元で売っていると話しているのを耳にしたと言った。いとこは、警官らが法輪功学習者から臓器を収奪することについて話しているのかと尋ねた。しかし、警官は返事をしなかった。

 家族にとってさらに憂慮すべきことは、警察が許さんを千佛山病院に連れて行って身体検査を受けさせたことである。派出所の周辺には基本的な身体検査を簡単に受けられる病院や診療所がたくさんあったが、家族はなぜ許さんをわざわざ千佛山病院に連れて行ったのかと疑問を抱いた。 

 当局は当初、許さんの家族が許さんを面会することを許可していたが、すぐにパンデミックを言い訳に許可を撤回した。弁護士でさえ、許さんと面会することは許されなかった。一家は許さんの所在をまだ把握しておらず、生活必需品や衣服を届けることも許されていない。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/28/452445.html)
 
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