天津市の79歳の韓玉霞さん 自宅で不当裁判
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 【明慧日本2022年12月23日】天津市河西区の法輪功学習者・韓玉霞さん(79)は2019年10月29日、法輪功の実態が書かれた資料を配ったとして、警官に連行されたが、その後保釈された。しかし、3年後の今年12月5日午後、河西区越秀路派出所の警官2人が突然、韓さんの自宅を訪れ、「すぐにここで開廷する」と言った。

 そして、男性4人と女性2人は韓さんに対する裁判を行った。裁判長が韓さんに法輪功を学んでいるのか」と聞くと、「学んでいます。配った資料は読む人に真実を伝えるためです。私がやったことは国にも社会にも百利あって一害なしです」と答えた。

 裁判後、派出所の警官2人は韓さんに「十数日後、身体検査に連れて行く」と言った。

 韓さんは夫の郭徳有さんと娘の郭成茹さんの3人で、1997年前後に法輪功を学び始めた。韓さん夫婦は法輪功を学んで患っていた病気が完治し、娘は壊れかけた夫婦関係を修復できた。

 しかし、当時の中国共産党党首・江沢民は1999年7.20、法輪功迫害を引き起こした。韓さん一家は法輪功を学び続けているとして、何度も連行・拘禁されるなどの残酷な迫害を加えられた。3人はともに労働教養処分と判決を受けたことがある。そのほか、地元の公安局、派出所の警官や居民委員会の者は、常に韓さんの家に行き、嫌がらせをしていた。労働教養所、刑務所の者も口実を作り、韓さんの家に行き嫌がらせをした。

 韓さんはかつて、5回にわたって連行され、天津市河西留置場に拘留され、労働教養処分3年6カ月を科され、天津市板橋女子労働教養所に拘禁された。そして、懲役3年6カ月の判決を受け、天津女子刑務所に収容された。拘禁されている間、韓さんは7日間にわたり手錠を掛けられてドアに繋がれ、両足は腫れ上がり、歩けなくなったことがある。また、長時間にわたって小さな椅子に座らされ、トイレへ行くことを制限され、重労働を科された。

酷刑演示:码坐
拷問の再現:長時間にわたって小さな椅子に座らされる

 夫の郭さんは河西留置場に3回拘留され、6回の家宅捜索をされた。労働教養処分3年を科されて双口労働教養所と板橋労働教養所に拘禁され、懲役5年の判決を受けた。天津市港北刑務所に収容された郭さんは、独房拘禁や長時間にわたり掌大の椅子に座らされ、トイレへ行くことを制限され、重労働を科され、強制洗脳などの迫害を加えられた。

 娘の成茹さん(58)は、計2回の労働教養処分計3年6カ月を科され、3回の不当判決計13年を下され、何度も拘禁された。2000年1月末、上海で成茹さんは連行され、拘留所に3カ月間拘禁された。そのときから、警官は成茹さんの食事に神経を破壊させる薬物を混ぜた。その後、上海青浦労働教養所に拘禁されている間も、成茹さんは神経を破壊させる薬物を注射され、長い間、記憶をなくし、判断力の低下などの症状が現れていた。2003年、労働教養の期間中に、成茹さんは夫との離婚を強要され、息子や不動産などを夫に裁定された。2017年8月15日、成茹さんは何度も不当に連行され、その後、河西区裁判所に懲役5年の判決を言い渡され、天津女子刑務所に収容された。刑務所で精神的、肉体的、迫害を受けた成茹さんは、一度極度に痩せ、気性が荒くなり、精神異常になってしまった。今年8月24日に出所したが、いまだに回復していないという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/11/452982.html)
 
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