黒竜江省牡丹江市の劉運祥さん 迫害され死亡
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 【明慧日本2022年12月24日】黒竜江省牡丹江市の海林(かいりん)市の法輪功学習者(以下、学習者)・劉運祥さん(男性)は、今年7月、海林市の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行され留置場に拘禁された。10月中旬、劉さんは留置場の迫害によって死亡したにもかかわらず、妻はいまだに劉さんの死を告げられていない。妻は劉さんの帰りを待ち望んでいる。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党(以下、中共)によって迫害されている。

 劉さんは元の会社で新商品開発を担当していたが、1995年、会社の役員たちの腐敗によって会社は倒産してしまった。それから、劉さんは人力三輪車を買って、生活費を稼ぐようになった。長年の屋外での労働で、劉さんは頚椎骨棘、腰椎椎間板ヘルニア、気管支炎、関節リウマチ、不定期的発熱、脳血栓などさまざまな病気を患い、多くの治療費をかけても、治らなかった。ある日、病院に行った時、医者は劉さんの病状を見て、「法輪功を学んでみたらどうですか」と言った。医者から法輪功が病気治療に良い効果があると聞き、学びたいと劉さんは思ったが、医者は詳しく説明してくれず、どう学ぶかが分からなかった。

 その後劉さんは、書店で『法輪功』という本を見つけ、何時間も立ち読みしたり、仕事をしながら、法輪功を探し続けた。1997年3月、劉さんは幸運にも法輪功の本を手に入れ、功法を教えてもらった。その後、劉さんは毎日、法輪功の煉功点に通い、集団煉功・学法に参加した。知らないうちに劉さんは、健康になり、幸せな日々を過ごした。

 しかし、中共の江沢民グループが1999年7.20、気が狂ったように法輪功迫害を開始した。法輪功の恩恵を受けた劉さんは法輪功迫害を停止するようにと求めたことにより、繰り返し連行され、2010年に懲役4年の判決を受けた。

 2000年、北京へ陳情に行こうとした劉さんは、途中で海林市第二派出所の警官に阻止され、戻された。それ以来、派出所の警官は何度も劉さんの家を家宅捜索し、嫌がらせをした。

 劉さんは、政府に法輪功迫害の事実を伝えられないのなら、地元の人々に伝えようとした。2006年海林市公安局の宿舎へ行き、法輪功迫害の実態が書かれたチラシを貼り、法輪功についての小冊子を配った。そのため、劉さんは第三派出所の警官に連行され、15日間拘束された。同年、劉さんは法輪功のことを理解していない人に通報され、国保の警官に家宅捜索をされた。

 2010年5月21日、海林市の国保、第三派出所の警官、海浪コミュニティの主任は、劉さんの家の壁をよじ登って侵入し、家宅捜索をして劉さんを連行した。彼らはパソコン2台、書き込み機械、プリンター、DVD機、プラスチックフィルムシーラー、ペーパーカッター、法輪功の書籍、DVDディスクなどを押収した。

 同年8月16日、海林市の検察庁は「法律の実施を破壊した」という罪を被せ、劉さんに逮捕状を発付した。

 法廷で劉さんは「私はどんな罪を犯しましたか? 会社の役員は腐敗し、会社を潰しました。支払うべき賃金すら支払われていなかったのです。過労で病んでいた私は、法輪功を修煉して病気が治りました。海林市に家を借り、三輪車に乗って仕事をして生活を支え、子供たちの高校と大学の教育費に充てていました。罪がありますか? 正義はどこにあるのですか?」と話した。しかし、裁判官らはあらかじめ用意した文書を読み上げ、急いで裁判を終わらせた。

 9月23日、海林市裁判所は、劉さんに懲役4年の判決を言い渡した。

 10月、牡丹江市国保の警官は留置場に行き、劉さんに他の法輪功学習者を特定するようにと強要した。 劉さんが「知らない」と言うと、警官は「牡丹江刑務所に行ったら、お前を苦しめてやるぞ」と悪辣に言い放った。

 劉さんは、判決を不服とし控訴したが、牡丹江市中級裁判所に「控訴却下、原判決維持」という結果が出された。

 2011年1月26日、劉さんは海林市留置場から、牡丹江刑務所に送られた。刑務所で劉さんは、警官と受刑者からの数えられないほどひどい暴行と拷問を受けた。受刑者の多くは殺人犯で、減刑(死刑から死刑執行猶予または無期、無期から釈放に減刑される)のために学習者を必死に殴打した。劉さんを猛打した功績で「刑務所年末チャンピオン」を受賞し減刑された受刑者も何人かいたそうだ。劉さんは何日も立ちっぱなしの体罰を受け、寝ることも許されず、足が腫れ上がった。冷水を浴びせられ、冬には窓を開けて凍えさせ、薬物を飲まされるなどの苦痛を与えられた。その後、刑務所病院の医者から、右半身の血管がすべて閉塞していると言われた。それでも迫害が続き、劉さんは下肢が黒くなり、話すことが困難になった。

 2015年11月3日、劉さんは、法輪功迫害を起こした江沢民を告訴したため、海林市公安局の局長、国保の大隊長と警官、第二派出所の警官と警官、第三派出所の所長、第四派出所の所長と警官によって連行され、海林市留置場に15日間拘束された。

 2022年7月11日、海林市で計15人の学習者が連行され、それぞれ家宅捜索をされた。朝5、6時に連行される学習者がいて、親戚の家で連行される学習者もいた。警官は家に法輪功のカードだけ置いてあるのを見つけると、学習者を7~15日間拘束した。劉さんはその後、海林市留置場に移され、拘禁され、10月中旬、留置場で迫害され死亡したという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/15/453143.html)
 
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