山東省楽陵市の法輪功学習者9人に不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年12月26日】山東省徳州市の楽陵(らくりょう)市の法輪功学習者(以下、学習者)9人は、2022年12月15日、楽陵市裁判所により裁判が行われた。

 以下、9人の学習者が言い渡された判決の結果である。

 周俊梅さん(58歳女性)、懲役3年10カ月、罰金1万元

 張霞さん(34歳女性)、懲役3年10カ月、罰金1万元

 都連紅さん(54歳女性)、懲役2年、罰金5000元

 呉学林さん(74歳男性)、懲役1年10カ月、罰金5000元

 張桂雲さん(56歳女性)、懲役1年3カ月、罰金5000元

 鄧新花さん(48歳女性)、懲役1年3カ月、罰金5000元

 張宝順さん(73歳女性)、懲役10カ月、罰金5000元

 蘇紹峰さん(45歳女性)、懲役8カ月、罰金5000元

 鄧洪桃さん(74歳男性)、懲役6カ月、罰金4000元

 2022年7月21日午前、楽陵市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官と各区の派出所の警官が出動し、張霞さん、鄧洪桃さん、呉学林など、十数人の学習者を連行した。警官らはさらに、省境を超えて、河北省塩山県の学習者・都連紅さん、張桂雲さんを連行した。この連行事件は、楽陵市の国保が以前から計画していたことだった。連行された学習者は全員、家宅捜索を受け、家にある法輪功に関連する私物をすべて押収された。

 河北省塩山県の張桂雲さんが自宅で身柄を拘束された時、夫が立ち上がり、警官の家宅捜索を阻止したが、国保の警官に1時間以上手錠をかけられた。張さんの義母も、警官の行為を止めようとした。その後、張さんの兄夫婦が駆けつけてきて、警官の違法行為を指摘してから、警官はやっと張さんの夫の手錠を外した。警官らは張さんの家から法輪功の書籍と10枚以上のCDを持ち去った。都連紅さんの家からも法輪功の書籍とプリンター数台(一部は壊された)を押収した。都さんの夫はその後、国保に行き、都さんの解放を求めたが、警官に騙され、ある不明な紙にサインをさせられた。

 連行された学習者たちは、最初に楽陵市国保に拘束された。その中の多くの学習者が刑事拘留され、その後、徳州市留置場に移送されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/24/453490.html)
 
関連文章