黒竜江の劉金萍さんが刑務所に拘禁されている
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 【明慧日本2023年1月1日】黒竜江省ジャムス市の法輪功学習者・劉金萍さん(41歳女性)が、法輪功を学んでいるとして、2022年1月14日、向陽区裁判所に懲役3年6カ月、1万5000元(約28万円)の罰金を言い渡された。現在も黒竜江女子刑務所に拘禁されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 1981年に生まれた劉さんは、母親が学習者だったため、小さい頃から法輪大法は良いものであることを知っていた。ある日、劉さんは母親と一緒に法輪功の書籍を読んでいた時、法輪功の純粋な教えに感動し、涙を流して「私も大法を勉強したい!」という一念が湧いてきた。その瞬間、一陣の熱い流れが頭のてっぺんから全身を駆け抜けたように感じたという。

 2016年3月9日、劉さんは、別の学習者・陳蘭芝さんの自宅で法輪功の本を読んで勉強していたところ、友誼路派出所の警官らに連行された。警官は劉金萍さんの家の鍵を奪い取り、劉さんの自宅に向かい、パソコン、プリンター、法輪功の書籍などの私有物を押収した。その後、劉さんはジャムス拘置所に14日間拘束された。

 2016年8月7日、友誼路派出所の警官らが劉さんの自宅に押し入り、劉さんは家にいなかったが、劉さんの姉と2人の未成年の子供が家を訪ねていた。警官は警察手帳や捜査令状を見せずに、劉さんの家を家宅捜索を行い、私物を押収した。

 2021年5月14日、4人の学習者・劉さん、金淑栄さん、姜国勝さん、劉さんの母親・任玉蘭さんが、劉さんの自宅で法輪大法の主要な書籍『轉法輪』を勉強していたところ、ジャムス市の警察に連行された。警官らは劉さんの家を家宅捜索し、大法の書籍、プリンター、法輪功創始者の肖像画など、劉さんの私物を地面に置いて写真を撮り、これらの私物を押収した。

 今回は、友誼路派出所、長虹派出所、郊区支局国保、橋南派出所の警官らが関わっていた。彼らは、4人の学習者に他の学習者の写真を見せて、情報を提供するよう求めた。

 警察は検察と共謀して「法律の施行を妨害した」罪で劉さんをジャムス市拘置所に拘留し、向陽裁判所に資料を引き渡した。 2021年12 月31 日、裁判所は劉さんに対して裁判を行い、2022年1月6日、劉さんは懲役3年6カ月の不当な判決と15000元の罰金を科された。その後、劉さんは控訴したが、2022年3月18日、ジャムス中級裁判所は原判決を維持する最終判決を下した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/19/453316.html)
 
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