2度不当判決を受けた王可珍さん 検察庁へ送致される
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 【明慧日本2023年1月6日】安徽省合肥市の法輪功学習者・王可珍さん(58歳女性)は22年8月3日、警官によって連行されたが、その翌日「保釈」で帰宅した。現在、地元派出所の警官は王さんの案件を検察庁へ送致した。

 地元の法輪功学習者・張萍さんが転んで負傷したため、王さんは張さんの日常生活の世話をしていた。8月3日夜、王さんは帰宅しようと、張さんの家のドアを開けた途端、待ち伏せていた合肥市瑶海区三里街派出所の警官4人に家に押し入られた。警官らは張さんの家を家宅捜索し、王さんを派出所に連行した。翌日「保釈」の手続きをして王さんは帰宅した。

 2022年11月、警官は王さんが法輪功迫害の真相を人に伝えたという理由で、王さんの案件を検察へ送致したという。

 王さんは肥東県衆興郷に在住で、かつて、尿崩症(大量の水分を排出する腎臓病)を患い、治療しても治らなかった。しかし、1998年5月19日から法輪功を学び始めた王さんは、その後、健康になり尿崩症が完治し元気を取り戻した。

 法輪功は世界の人々に親しまれ心身ともに健康になる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 法輪功への信念を堅持している王さんは、中共当局に何回も連行され、2回の実刑判決を受けた。2021年9月、王さんは刑務所から出られたが、1年足らずで警官に連行された。

 1999年11月、王さんは法輪功迫害停止を求め北京へ行ったが、天安門広場で連行され、安徽省の北京駐在事務所に送られた。その後、地元に送還され、肥東県留置場に13日間拘禁された。

 2000年3月、王さんは北京の陳情弁公室へ行き、陳情書を渡したが、また、安徽省の北京駐在弁公室に送られた。その後、地元に送還され、40数日間拘禁された。拘禁中、法輪功の功法を煉ったため、殴打され、跪くように強いられた。断食して迫害に抗議した王さんは、解放された。

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴打

 2000年9月、北京へ陳情に3度目に行った王さんは天安門広場で連行された。その後、地元に送還され、留置場で拘禁された。解放された後、また、洗脳班に40数日間拘禁された間、罵られ、殴打され、虐待を受けた。

 2001年6月30日、王さんは法輪功の真実が書かれたチラシを貼ったため、駅派出所に2日間拘禁された。

 同年9月22日、天安門広場で法輪功の横断幕を掲げた王さんは、北京市の順義留置場に拘禁された。断食して1週間後に解放された。

 2005年8月のある日の朝、王さんは家に戻ったが、家の3階の窓から進入された警官に連行された。その後、王さんは自白強要の拷問を受けた。

 2010年6月13日、王さんは法輪功の資料を人に渡したため、刑事拘留された後、懲役5年の判決を下された。刑務所で「転向」を拒否した王さんはひどい拷問を受けた。

 2017年2月16日夜、王さんは人に法輪功の真実を伝えたが、三里街派出所の私服警官に連行され、5日間拘留された。

 2017年6月6日午後、王さんなどの学習者8人は一緒に法輪功の書籍を読んでいるとき、警官に連行された。6月14日、留置場から帰宅した。

 2020年9月3日、ある学習者の宅を訪ねたとき、王さんは瑶海区国内安全保衛部門と東七派出所の警官に連行され、合肥市女子留置場に拘禁された後、懲役1年の判決を言い渡された。期間満了後、王さんは安徽省女子刑務所から肥東県政法委、衆興郷政法委などの警官によって洗脳班に移送されたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/28/453841.html)
 
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