四川省の楊太英さん 長年拘禁された上にまた実刑判決
【明慧日本2023年1月9日】最近の情報によると、2022年12月30日午後、四川省瀘州(ろしゅう)市納溪区裁判所は法輪功学習者・楊太英さんに懲役3年6カ月の実刑判決と罰金5千元(約10万円)を宣告したという。これで楊さんは2回も実刑判決を下されたことになる。
楊さんは1回目の実刑判決を下されて服役が終わって帰った後、公務員を除籍されたため、生活費の出所がなくなった。現在、また実刑判決を下され、経済的な迫害を受け、泣き面にハチである。
元納溪区農機管理局の公務員だった楊さんは、かつてネフローゼ症候群、慢性腸炎、高脂血症などの病気に罹り、長年にわたって漢方薬と西洋薬を常用していたが、効果がなった。1997年に法輪功を学んで間もなくして、病気だらけの症状が奇跡的に消えた。
法輪功の修煉を堅持していたとして、楊さんは不当に2回にわたって併せて3年6カ月の労働教養を強いられた後、2013年にまた懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡された。長年にわたって拘禁された楊さんは、様々な拷問を受けた。
楊さんは、納溪区大度鎮の住宅区で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したと疑われて2022年3月5日、大度鎮派出所の警官らに不当に連行されて瀘州市留置場に拘禁された。同年8月4日、楊さんに対して裁判が行われた。同月26日、2回も裁判が開廷された。
2回の裁判で、当事者が依頼した弁護士2人も楊さんの無罪の弁護をし、無条件で直ちに楊さんを釈放するよう主張した。しかし、当局は依然として楊さんに懲役3年6カ月、罰金5千元を宣告した。