2022年、7331人の法輪功学習者が連行や嫌がらせを受ける(三)
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 【明慧日本2023年1月18日】(中国=明慧記者)(前文に続く)

 四、240人の学習者が洗脳班で迫害を受ける

 明慧ネットが報道した統計によると、2022年、学習者240人が強制的に洗脳班に入れられた。

 迫害事例

 1、洗脳班で黄慈英さんは薬物迫害を受ける

 湖北省孝昌県の学習者・黄慈英さんは、2022年9月22日、孝昌県610弁公室と国保の警官に孝昌緑林源洗脳班に連行され拘禁された。黄さんは、洗脳班で中枢神経を破壊する薬を強制的に飲まされ、頭が錯乱し非常に苦しんでいた。同年10月28日に家に戻っても黄さんは、地元派出所の警官に監視されている。

 孝昌緑林源の洗脳班はこの前、白沙衛生院の職員・李幼林さん、孝感城区の厳珍香さん、孝感城区の羅桂蘭さんなど、拘禁していた孝昌県の郷や鎮の学習者に対して迫害を行った。洗脳班は「転向」しない学習者を殴ったり罵ったり、睡眠の剥奪、トイレにいく事への制限、食事と水を与えないなどを行った。また、強制的に中枢神経を破壊する薬物を強要して飲ませるなどの迫害を加えた。苦しめられて頭がはっきりしなくなった学習者に対して、さらに判決や家族への影響、仕事の解雇などを言って脅迫し、知り合いの学習者の名前を言わせようとした。

 洗脳班では毎日、学習者を洗脳するために強制的に嘘の内容の映画を見せた。2週間の洗脳を行っても「転向」しなかった学習者に対して、外へ連れ出し身体検査をした。その翌日、高血圧症を患っていると言って、学習者に緑色の錠剤を強制的に飲ませた。飲んだ後、口を開けさせて、飲んだかどうかチェックした。数日後、その薬を飲んだ学習者は頭が錯乱状態になった。

 孝感市大悟県に隣接する孝昌小河鎮にある孝昌緑林源洗脳班は、孝感市政法委員会と610弁公室から60万元(約1211万円)を出資させた。孝昌県と孝南区の法輪功学習者を拘禁し、洗脳を行う専門の機関である。洗脳班の主な責任者は、孝昌県政法の書記・洪鵬と、610弁公室の主任で政法委の副書記・何文彬である。洪鵬が裏で指揮し、何文彬が具体的に洗脳や迫害を実行し、毎日洪鵬に報告している。

 情報筋によると、湖北省孝感市は今年、応城市、孝昌県、安陸市、雲夢県、漢川県で大規模な洗脳班を設け、数十人の法輪功学習者を拘禁し、迫害を行っている。学習者に対する一連の迫害は、今年、新たに孝感市委の副書記、政法委の書記に就任した隋春竜と関係がある。

 2、洗脳班に拘禁された湖北省安陸市の警官・厳吉さん 強制退職させられる

 湖北省安陸市の学習者・厳吉さん(50代)は、湖北省安陸市公安局の警官で、正直で親切な良い人として認められている。2022年5月24日、仕事中の厳さんは、安陸市にある長松洗脳班に連行された。同年8月24日帰宅後、強制的に退職させられ、公安局による厳重な監視下に置かれた。

 3、山東省イ坊市の朱天富さん 洗脳班で裁判を受ける

 山東省イ坊市坊子区の学習者・朱天富さん(69)は2020年12月6日、洗脳班に連行された。12月23日、朱さんは突然、洗脳班で携帯電話のオンラインで開廷された。20分の裁判を受けた結果、懲役3年6カ月、罰金5000元の判決を宣告された。疫病蔓延のため、朱さんはその日帰宅させられた。

 朱さんは坊子区九龍街菜園村に在住で、法輪功を学び続けているとして、中共当局に迫害を加えられた。

 2022年12月6日、姉の家を訪ねていた朱さんは坊子区国保の警官と九龍街派出所の警官に洗脳班に連行された。12月8日夜、洗脳班で劉光勇という人物は朱さんを鉄の椅子に座らせ、法輪功を誹謗中傷しながら、朱さんを猛打した。

 12月9日、坊子区公安局は朱さんの案件を同区検察庁に送致した。12月23日午前11時、「裁判をする」と突然知らされ、朱さんは洗脳班のリーダーの携帯電話で坊子区裁判所からオンライン裁判を受けた。20分後、朱さんは判決を言い渡された。朱さんは判決書にサインを強いられたが、判決書は渡されなかった。

 五、経済による迫害

 明慧ネットの報道によると、2022年、中共の警察と社会保障局は、家宅捜索、脅迫、恐喝など様々な手段で、学習者から296万2249元と1万9311米ドルを奪い、82人が年金の支給を停止された。

 四川省都江堰の学習者・何忠萍さんは、定年退職した警官で、労働教養処分3年を受けたことがあり、年金の支給を停止された。何さんは2022年9月30日、この世を去った。内モンゴル赤峰市紅山区の学習者・楊秀栄さんも年金を支給されず、生活維持のために苦労し、心身ともに圧力を感じ、2022年2月25日に死亡した。

2022年、警官が一部の学習者から略奪、あるいは強制的に強奪した現金の明細表

名前

家宅捜索

強制的

取った現金

(元)

強制的

取った現金

(米ドル)

趙慶坪

黒竜江省

ハルビン市

五常市

家宅捜索

3万3000

 

李萍

江西省

九江市

柴桑区

家宅捜索

21万

 

張丙亮

山東省

聊城市

冠県

家宅捜索

20万

 

劉玉華

吉林省

通化市

 

家宅捜索

15万1000

 

李超群

江西省

九江市

柴桑区

家宅捜索

10万2970

2811

張春耀

浙江省

寧波市

 

家宅捜索

10万

 

李玉華

四川省

南充市

順慶区

家宅捜索

8万

 

劉兵歓

山東省

済南市

 

家宅捜索

 

1万100

趙玉博

遼寧省

鞍山市

鉄東区

家宅捜索

1万8000

6400

劉発群

四川省

瀘州市

古藺県

家宅捜索

6万

 

陳娟

吉林省

長春市

   

5万

 

申瑩

河北省

保定市

定興県

家宅捜索

5万

 

徐恵玲

黒竜江省

ハルビン市

方正県

家宅捜索

5万

 

申営

河北省

保定市

定興県

家宅捜索

5万

 

曹春花

四川省

眉山市

彭州区

 

4万

 

史彩紅

北京市

 

順義区

家宅捜索

3万6000

 

孫徳国

黒竜江省

大慶市

 

家宅捜索

3万

 

王成国

山東省

聊城市

茌平区

家宅捜索

3万

 

陳翠珠

広東省

湛江市

       

範志勇

山東省

東営市

 

家宅捜索

3万

 

黄礼喬

天津市

 

河東区

 

3万

 

 迫害事例

 1、吉林省の劉玉華さん 連行され15万元の現金を強制的に取られる

 2022年2月13日、通化市の学習者劉玉華さん(69)と于桂蘭さんは老駅前で法輪功迫害の実態を人々に伝えたが、老駅派出所の警官に連行された。同日午後、警官らは2人の身体検査をし、劉さんの家の鍵を押収した警官は劉さんの家に行き、家宅捜索をし、現金15万1000元、パソコン、プリンターなどの私物を押収した。警官は于さんの家も家宅捜索し、現金数万元を押収した。

 2022年2月14日夜8時過ぎ、劉さんと于さんは留置場に送られたが、身体検査の結果、入所基準に満たさず、帰宅した。

 2、江西省の李超群さん親子 連行され現金を強奪される

 2022年8月12日、江西省九江市の学習者・李超群さん、張芸馨さん親子は警官に連行され、法輪功の文言が書かれた紙幣2970元と現金10万元、2811米ドルを押収された。

 結び:

 中共と江沢民は法輪功を迫害しており、中国人の誰もが被害者になっている。中共はあまりにも罪が大きく、天が滅ぼすほど邪悪な存在である。司法関係者に忠告したいのは、中共に幻想を抱かないように、そしてその邪悪さを認識してこそ、その支配から逃れることができる。同時に、大紀元のホームページで、中共から「脱退」することを宣言し、「党に従う」という呪いを解けば、その邪党の船から降りることができる。中共と一緒に埋葬されないようにしなければならない。

 法輪功迫害に参加した罪人の悪報がすでに始まっており、法輪功の名誉の回復、冤罪を晴らすことは、そう遠くない。この最後の時期、まだ迫害に参加している人は、ただちに悪事をやめ、法輪大法の師父に心から懺悔し、不当に連行、拘禁されている学習者の解放に積極的に協力し、自らの償いの証として、天の許しを得ることができる。

 (完)

 附録:統計資料(中国語) (ダウンロード:292KB .xlsx、327KB .xlsx、30KB .xlsx)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/6/454572.html)
 
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