【明慧日本2023年1月18日】(明慧記者=沈容)久しぶりの暖かい日差しで、連日の寒さを吹き飛ばした2023年1月8日の午前、台湾北区の法輪功学習者(以下、学習者)は早朝の学法と交流を終えた後、板橋第二運動場に集まり、一斉に「師父、あけましておめでとうございます! 法輪大法は素晴らしい!」と師父にご挨拶を申し上げ、限りない感謝の気持ちを伝えた。
師父へのご挨拶を申し上げる台湾北区の学習者 |
学習者が学法と交流を行っている様子 |
人生に新しい意義が賦与された
修煉によって自分の人生に新しい意義が賦与されたと話す敬雯さん |
17年間修煉してきた敬雯さんは交流の中で、最初、学習者が街頭で行う中国共産党(以下、中共)による迫害を制止するための署名活動を見て、サインした後に法輪功のパンフレットを持ち帰り、母と自分の修煉の機縁を得たと話した。
2年後のある日、早朝に目が覚めた敬雯さんは母が家にいないことに気づき、母親が法輪功を学び始め、朝早く煉功しに煉功場に行ったことが分かった。「母は(大法を)学んでからとても良いと思い、私に『轉法輪』を読むことを勧めました」。その後、彼女は9日間セミナーに参加した。「9日間セミナーに通う直前、私は交通事故で足を骨折してしまいました。講習中、師父が結跏趺坐されているのを見て、私もしなければならないと思い、足を組んだまま講習を受け終えました。結果的に負傷した足が全快しました」と彼女は振り返った。
そこから敬雯さんは母親と一緒に修煉の道に入り、心身も一新した。「私は子供の頃から体が弱くて、小学校2~3年生の頃から膀胱痛、めまいなどがあり、ほぼ365日風邪を引いていて、髪と爪以外は全身が痛いと言っていいほどで、医者に診てもらっても原因が分かりませんでした。しかし修煉してから、体がとても楽になりました。健康保険証には歯のクリーニング以外の記録がありません」
体が健康になった以外に、法輪大法が敬雯さんにもたらした最大の驚きは考え方の変化であった。「人はどう生きるべきか、人生の真の意義が何か分かるようになりました。ポジティブになれば、自然と優しく人に接することができて、家庭関係や親友間、そして人生の追求までも新しい意義が賦与されました」
新しい年を迎え、敬雯さんは師父にこう言いたいという。「師父は私を生まれ変わらせ、自分が何のためにこの世に来て、何のために努力すべきかを思い出させて下さいました。17年来、修煉においても、精神面においても、師父から数多くの奇跡と体得を頂きました。今生で大法に出会わせて下さった師父に心から感謝します」
母への長年の怨恨を放下する
19年間も修煉してきた佩絨さんは、1枚の法輪功パンフレットを介して大法に出会った。「23歳の時、私は1枚のパンフレットをもらいました。そこには、『礼金も費用も要らない。病気を無くして健康になり、良い人になろう』と書いてありました。当時の私は健康になりたくて、良い人になりたいと思い、煉功を学び始めました」
修煉して2カ月後、佩絨さんの精神状態は別人のようになった。「以前の私は夜更かしをすることが多く、体が重くて精神面も芳しくありませんでした。また、当時は失恋で憂鬱な症状もあって、何カ月も家から出ず、人混みに恐怖感さえ覚えていました。しかし、大法を学んで2カ月ほど経ったある日、私は突然体が軽くなり歩きも軽快で、手足もぽかぽかしてきたと感じました。頭を覆っていた暗雲もいつの間にか消えて、人生が明るくなったと感じました」
佩絨さんはかつて、母親の厳しいしつけと気性が激しいことに怨恨心を抱いていた。修煉後、彼女は長年の怨恨を放下しただけでなく、母娘の間の壊れた関係も修復した。
「その頃の怨恨心がどの程度のものだったかと言えば、中学生の時に初めてつけた日記に、私は『母を殺したい』と書いたのです。長年の葛藤は確かにすごいものでした。修煉しなければ、私は一生それを手放せなかったかもしれません。しかし修煉後、私は『真・善・忍』に従い良い人になるべきだと知りました。そして以前は自分のことばかり考えていて、両親の苦労や犠牲も知らず、あまりにも利己的だったから憂鬱になっていたことに気づきました。法を学んでから、私は他人や親のことをもっと考えるようになり、抱えていた怨恨心も少しずつ手放しました」
「今の私は気さくに母と話すことができ、友達のように付き合っています。これは本当に大法を修煉したからこそできたことです」と彼女は言った。
相容れない関係から、互いを尊重する関係に
母とのいざこざだけでなく、長年喧嘩が絶えず相容れない夫婦関係も、佩絨さんが内に向けて探すことを学んでから改善された。「外に求めても無駄で、修煉者は内に向けて探し、自分を変えるしかないと悟った後、夫との関係も劇的に変わりました。以前は相手に多くの問題があると思っていましたが、相手の欠点を見ないで、先ず自分自身を正し、それから夫を尊重するようにしたところ、問題は実は私にあることが分かりました。それからコミュニケーションがうまく取れるようになり、喧嘩で別れる寸前になっていた夫婦関係も和気藹々になりました」
ご主人の金竜さんも感慨深くこう言った。「師父のおっしゃる通り、トラブルに遭ったら内に向けて探す時、本当に多くの不思議な変化が起こりました。以前、私は家内とよく喧嘩し、ずっと彼女に問題があると思っていました。トラブルが起きる度に彼女のせいにしていました。しかし、私が自ら進んで自分を正す時、彼女との間にトラブルが起きなくなりました。師父は私たちに自分を修めるように要求されています。執着を取り除き、心を正せば、人生において難しいと思われる多くの問題が本当に自ずと解決されていくと実感しました」
修煉19年目の佩絨さん(右)とご主人の金竜さん(左) |
コンピューター修理の仕事をしている金竜さんは、法を得たきっかけについてこう話した。「幼い頃から、母は自分のために何か買ったことがありませんでしたが、ある日、初めて自分のために法輪功の本を買ってきました。母が騙されているのではないかと心配して、私も『轉法輪』を読んでみました。(結果的に)それがとても良いものだと思い、母と一緒に修煉を始めました」
「昔は多少なりとも軽い病気がありましたが、今はとても健康です。修煉して以来23年間、確かに病院に行ったことがありません。新年に際し、このような偉大な法を伝え、衆生の心身に恩恵を与えて下さる師父に感謝を申し上げたいです」
善の心ですべてに臨むことを学ぶ
病弱だった瑜庭さんは修煉によって健康になった |
エンジニアとして働く瑜庭さんは幼い頃から病弱で、小学1年生の時から母親に連れられてあちこちの医者を訪ね、あらゆる治療を受けていた。当時の状況を振り返り、瑜庭さんはこう言った。「当時の私は体調が非常に悪く、同時に祖父はうつ病、祖母は白内障を患っていて、一家は大変な時期でした。ちょうどその時、母は法輪功のことを知り、9日間セミナーに通い、そして祖父母も修煉によって病気が治りました」
ある日、再び熱を出した瑜庭さんに、母親は「あなたも先生の説法を聞いたのだから、医者にかかるかどうかは自分で決めて」と言った。師父の説法を考えた後、瑜庭は行く必要がないと母親に伝えた。不思議にそれ以降、瑜庭さんの虚弱体質が本当に改善され、健康になりました。
体が丈夫になっただけでなく、瑜庭さんは仕事においても人心を取り除くことを学びました。「以前の私は人間関係を常に気にしていて、人から認められたい気持ちが強かったのです。内に向けて探すべきという法理を知り、法に照らして自分を修めてから、相手の態度がどうであれ、自分は善の心で人に接するべきだと分かりました。そうしているうちに、相手の私に対する悪い態度もいつの間にかなくなり、まるで何のトラブルも起こっていなかったかのようでした」
今世において、大法弟子になることができたことがこの上ない光栄だと感じている瑜庭さんは、最後にこう言った。「世の中がどう変わろうとも、私は心配も恐れも感じなくなり、平然としていられるようになりました。師父は私たちのために多くを引き受けて下さり、私にできることは法を正す師に手伝い、より多くの人を助けることです」