上海の蒋林英さん クリスマスイブに迫害で死亡
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 【明慧日本2023年1月25日】(上海=明慧記者)上海市宝山区の法輪功学習者・蒋林英さん(70歳前後)は、法輪功を放棄しないとして2021年2月3日に警官により不当に連行され、2022年9月8日に上海静安区裁判所から懲役4年の実刑判決を宣告された。そして同年12月24日、蒋さんは宝山区留置場で迫害により死亡した。蒋さんが亡くなった日、留置場は家族の面会を拒否した。

 蒋さんは以前、重度の喘息で体調が悪く、発作が頻発しベッドから降りられず、ずっと家に閉じこもっていたが、1997年2月、法輪功を学び始めたおかげで、知らず知らずのうちに病状が良くなり、喘息の発作もなくなった。

 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心身を健康にする伝統的な修煉法であるが、1999年7月に中国共産党(以下、中共)の江沢民らによる不当な迫害が始まった。しかし蒋さんは法輪大法を堅持し続け、迫害の実態を人々に伝えたとして、何度も迫害された。蒋さんはかつて労働教養と2回の実刑判決(3年6カ月、5年)を言い渡され、計10年間不当に拘禁されたことがある。刑務所では脳神経を破壊する毒薬を注射され、立ったままあるいは座る姿勢を強制され、トイレも禁止され、激しい殴打、飢餓などの様々な拷問を受けた。自宅にいる時でも、中共の関係者による嫌がらせは絶えなかった。

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)

拷問の再現:不明な毒薬の注射

 2021年2月3日、宝山区の警官らは再び蒋さんの家に押し入り、法輪大法への信仰を放棄するサインを強要した。蒋さんはそれを拒否したため、連行されて家宅捜索を受け、パソコンや法輪功の書籍、法輪功の文言が印刷してある紙幣などの私物を押収された。

 長年母親の世話をしている蒋さんが連行された後、蒋さんの母親は間もなく他界した。

 2021年3月9日、蒋さんに対する逮捕状が発付され、蒋さんは宝山留置場に拘禁された。

 2021年3月26日、蒋さんは刑務所で突然喘息に襲われ、3日目には全身の発熱とひどい咳に見舞われた。 4月2日、留置場の警官が蒋さんを近くの病院に連れて行き、診察を受けたところ、医師は「喘息で肺炎を引き起こしたので、注射を打たなければならない」と診断した。

 2021年5月上旬、蒋さんは宝山区検察庁に起訴され、2022年9月8日、上海静安区裁判所から懲役4年の実刑判決を言い渡された。蒋さんは直ちに控訴した。

 2022年12月24日午後、蒋さんの夫は宝山区留置場からの電話を受け、「蒋林英は重病で病院に送られた」と知らされた。蒋さんの夫は「どんな病気でどの病院に送られたのですか?」と尋ねたが、留置場側はノーコメントで、面会もできないという。その直後、宝山区留置場の関係者から、「医者は蒋林英に対して危篤通知を出した、呼吸機能に衰弱が見られる」と知らせたが、ただ通知するだけで、面会は禁止するという。家族は非常に焦り、「身内は留置場でこのようになったので、最善を尽くして救ってもらわなければならない」と怒った。

 しかし12月24日午後10時29分、宝山区留置場の関係者は再び家族に電話をかけ、蒋さんが死亡したことを告げた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/1/454298.html)
 
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