悪性黒色腫患者 法輪功を学び回復
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 文/内モンゴルの大法弟子

 【明慧日本2023年1月31日】私と夫は共に1996年に法輪功を学び始めました。私たちが心身ともに健康になった事実を見て、両方の親族が法輪大法の素晴らしさを知り、大法の修煉を始めた人が何人もいます。

 2019年9月に、また奇跡が起こりました。義弟の大偉さんは悪性黒色腫に罹り、法輪功を修煉して回復したのです。

 今年50代前半の義弟は、やさしくて正直な人で、夫婦仲は睦まじく、事業にも成功し、千万元の資産があります。ただ一つの残念なことに、私たち夫婦が法輪功を修煉することに対して理解できず、私たちが頑迷で無知だと思っていました。何度も彼に大法の素晴らしさを伝えましたが、彼は中国共産党(以下、中共)の噓偽りの宣伝を信じて、私たちの話に耳を貸さず、無視しました。そのために私と夫はとても心配していました。

 2017年、義弟の息子は偶然に義弟の背中に黒いほくろがあるのを見つけました。彼の息子は医学を勉強しており、メラニン色素が病変しやすいことを考えて、父に病院に行って処理するように勧めました。病院で検査をしたところ、悪性黒色腫と診断されました。「すぐに手術をしなければなりません。メラニンという種類のがんはすべてのがんの中で最も強力で、非常に進行が速いため、手術後は11カ月間の抗ガン剤治療が必要です」と医師に言われました。義弟はすぐに手術を受けました。輸入薬の抗がん剤は非常に高価でしたが、金持ちの義弟は躊躇なく投薬治療に同意しました。

 しかし、抗がん剤治療を受けてから、義弟に激しい反応が出ました。ひどい吐き気と嘔吐で全身がつらくて、食事がまったくできない状態でした。日に日に痩せて、歩くのもふらつきました。たった4カ月の治療ですでに耐え切れなくなり、「もう薬を使わない。このまま使うと死んでしまうから、運命に任せよう」と言い、義弟は絶望していました。

 義弟夫婦は家族や親戚に心配させたくないことから、私たちにも病気のことを話しませんでした。ある日、私と夫は義弟の家に行った時、彼がとても痩せて、顔色もよくないのを見てびっくりしました。義弟の妻は私たちに現在の状況を説明してくれました。私と夫の説得で、義弟夫婦は法輪大法を修煉することに同意しました。しかし、『轉法輪』を第三講まで読んだだけで、義弟は会社の経営に追われて途中でやめました。

 2021年9月、義弟は胃の調子が悪いため病院で検査を受けました。その結果、食道だけでなく肺までガン細胞が広がりました。北京に行って精密検査をするようにと医師に勧められました。義弟の妻は思わず泣き出しました。

 義弟が検査のため北京に行ったことを知り、私と夫は義弟の家に行きました。私たちは義弟の妻に「あなたたちは皆やさしい人で、いつも他人を助けるなど、良いことをたくさんしてきました。良い人には良い報いがある。法輪大法には病気治療と健康維持の奇跡的な効果があるので、彼が本当に修煉することができれば、大法の師父は彼を救ってくださることができる。もしかしたら、このような形で彼を修煉させるのかもしれない。大法は佛法であり、できないことはない。人生の終焉を迎え、死を待つ多くの人々が、大法を修煉して生き返ってきたという事例はとても多いのです!」と話しました。

 翌日、義弟が北京から戻って来たので、私は『轉法輪』を持って行きました。私は義弟に、私と夫が心身ともに健康になった体験から大法の素晴らしさを語り、大法が100以上の国と地域で広まっている盛況、それに、江沢民が嫉妬によって法輪功への迫害を起こした真実を伝えました。私は2時間以上も語り続け、義弟はうなずきながら終始真剣に聞いていました。最後に、義弟は「お姉さん、よく分かりました。今日から真面目に修煉しますので、私たちに煉功の動作を教えてください」と言いました。

 その日から、夫と私は毎日義弟の家に行って、義弟夫婦と一緒に学法と煉功をしました。ある日、北京の癌専門病院から「今現在、腫瘍の研究プロジェクトを行っており、条件を満たせば、研究治療を受けることができる」と連絡が来ました。義弟夫婦は喜んで受け入れました。義弟は私たちに「病院の治療を受けていても、修煉はやめません。兄さんと姉さんの気持ちは分かりますが、もし私が治療せず何かあったら、子供に何も言うことはできません」と言い、それを聞き私達は涙が出ました。

 私たちは義弟の気持ちをよく理解し「大丈夫、治療を受けながら、一緒に修煉をしましょう」と慰めました。それを聞いて、義弟は「大法を必ず修煉し続けます」と決意しました。

 その後、義弟夫婦は約束通り北京の癌専門病院に行きましたが、検査を受けた結果、義弟の頭の中にもガン細胞が見つかったため、研究条件に満たさないことになりました。治療に期待していた義弟の妻は、大きなショックを受けました。「何か薬でも処方してもらいませんか?」と医師に聞くと、「ある抗がん剤は腹部には一定の効果がありますが、頭には作用しません。それに、根治することはできません」と言われました。

 厳しい現状の前で、義弟はすっかり落ち込んでいました。妻は「家に帰ってから、本気でお兄さんたちと一緒に法輪大法を修煉しましょう。大丈夫、必ず良くなる!」と励ましました。

 夫婦が帰ってきて、毎日真剣に法を学び、煉功をしていました。そして、私たちと一緒に師父の説法ビデオを見ました。

 しばらくして、義弟の心身は劇的に変化しました。食欲があり、たくさん食べるようになりました。しかも胃の不快感と食道の熱感もなくなり、スムーズに飲み込めるようになりました。 体調の変化に伴い、義弟は学法と煉功にも自信を持つようになり、毎日朝晩2回も煉功し、1日平均3〜4時間、真剣に法を勉強していました。 義弟の妻も本気に修煉し始め、とても精進しています。

 修煉を始めたばかりで、法に対する理解が浅いため、義弟は抗がん剤をまだ飲んでいました。当時、医師から「この薬を服用すると、嘔吐や発熱などの反応が出ます」と言われましたが、2回微熱が出た以外は、良くない反応もありませんでした。義弟は「これは大法の力です!」と感心していました。

 煉功を重視するだけでなく、義弟は心性の修煉も重んじるようになりました。義弟の会社には4人の株主がおり、株の数は同じですが、分担する仕事が違います。ある日、その中の1人が義弟に「他の株主は自宅の改装の費用を会社の資金で補っている。私たち2人も金庫の現金を少し出して分けてもらいましょう。そうでなければ、あまりにも不公平だから」と提案しました。義弟はしばらく黙っていて、心の中で「私は大法の修煉者なので、このようなことをしてはいけない」と思い、その人に「私は法輪功を修煉している。真・善・忍を基準に行わなければならないので、このようにしてはいけない」と言いました。義弟は日常のちょっとしたことでも、大法に従って厳しく自分を律するようになりました。

 現在、義弟の体の変化は非常に大きいです。煉功と学法をして3カ月後、北京の病院で再検査したところ、なんと頭の中の病巣を含めて、すべての病巣は半分に縮小しました。今、修煉して6カ月になった義弟は、体重が増えただけでなく、顔色も良くつやがあり、肌もきめ細かくなりました。彼は笑顔で私たちに「私は今よく食べ、よく眠ることができます」と嬉しそうに言いました。

 数年前、夫と私は何度も義弟に法輪功が迫害されている事実を伝えました。しかし、彼はメディアによる中共の虚言の影響を受け、また自身の財力に対する自信から「法輪功は自分と関係ない」と思い、私たちが渡した真相資料を見ようともせず、私たちの話が過激であると無視し続けました。現在、修煉を始めた義弟は、毎日真剣に大法の書籍を読んでいるほかに、真実を伝えるDVDや『共産党についての九つの論評』なども読みました。学法とたくさんの真相資料を通して、中共と中共のメディアの虚言はいかに邪悪であるかが分かりました。真相を知った義弟は本当の大法修煉者になりました!

 この災難が頻繁に発生している現在、特に中共ウイルス(新型コロナウィルス)が蔓延している中で、まだ中共の噓偽りの宣伝に騙されている人々に、早く真実を理解し、本当に法輪大法の素晴らしさを知り、災難から離れることを呼びかけます。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/26/456018.html)
 
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