2年間行方不明の吉林大安市の趙淑琴さん 収監中と判明
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 【明慧日本2023年2月1日】吉林省大安市の法輪功学習者・趙淑琴さん(75歳くらいの女性)は2021年3月9日、長春市駅で行方不明になり、ずっと消息がわからず、家族があちこち探しても見つからなかった。現在は趙さんの消息が分かり、すでに実刑判決を言い渡され、吉林省女子刑務所に拘禁されているという。

 2年前、北京にいる娘は重病で入院し、娘と2人の孫の面倒を見るために、趙さんは北京へ行こうとして、長春駅で乗り換えの際、警官らに連行された。連行の口実は、一つは中国共産党全国大会が開かれており、北京に入るにはいくつかの検問を通らなければいけないこと、もう一つは、趙さんは法輪功関連のものを携帯していたとして連行したという。

 当局は趙さんを白城市留置場に収容し、家族に知らせないまま長期間に拘禁した。趙さんは「重病の娘を見なければならないので、解放してください」と何度も申し出たが、担当する人員らに無視された。

 2年来、家族はあちこち趙さんの行方を捜していたが、見つからなかった。最近、趙さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金5千元(約10万円)を科され、吉林省女子刑務所十監獄区に拘禁されていることが分かった。また、長年迫害されている趙さんは病状が現れており、刑務所病院に入院させられそうだという。

 趙さんは娘の面倒を見ることができたのに、中国共産党に連行されたため、娘の面倒を見ることができなくなった。現在、娘は重病で命の危険に晒されているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/28/456196.html)
 
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