遼寧省70代の朱雅芬さんが不当拘禁
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年2月11日】遼寧省撫順市の法輪功学習者・朱雅芬さん(74)は2月1日午後2時30分、新撫区西一路天朗国際広場の前で不当に連行された。朱さんは人々に法輪功が迫害されている実態を伝えていた際、当局が法輪功に対する嘘の宣伝を信じた人に通報され、千金派出所の警官3人によって連行された。同日の夜、警官は朱さんの家を家宅捜索した。朱さんは現在、留置場に拘禁されており、警官から刑事拘留通知書を出された。

 朱さんは1995年12月末から法輪功を学び始め、リウマチ、不眠症などの病気が完治し、健康を取り戻し、幸せな生活を送るようになった。しかし、1999年7.20、中国共産党の江沢民グループは法輪功に対して、気が狂ったような迫害を開始した。法輪功を学び続けているとの理由で、朱さんは当局から連行、家宅捜索、労働教養処分、実刑判決などの迫害を加えられた。

 1999年8月のある日、朱さんは数人の学習者と一緒に、地元の白雲デパートの付近で法輪功の功法を練習していた。そのことにより、千金派出所の警官は学習者たちを撫順市留置場に連行した。朱さんはその後、武家堡子労働教養所にある洗脳班に送られ、1カ月間拘禁された。警官は朱さんから2000元を強請り取って、朱さんを帰宅させた。朱さんの母親はテレビで娘が手錠をかけられた姿を見て、ショックを受け、脳溢血を発症して倒れ、8年間寝たきり生活を経て死亡した。

 拘禁されている間、留置場で朱さんは法輪功の功法を煉ったため、警官に殴打された。ある女性警官は朱さんの頭を押し付けながら、足で蹴ったりした。朱さんは「私に手を出したら、あなたたちに良いことはありません」と言った途端、その警官はお腹が痛くなって手を止めた。留置場で17日間拘禁された朱さんは、洗脳班に移送され、奴隷労働を強いられた。その後、朱さんは法輪功学習者の交流会に参加したため、再度その洗脳班に15日間入れられた。

 2000年10月2日、法輪功への迫害停止を求めに北京へ行った朱さんは、北京の警官に連行され、地元に送還された。撫順市留置場に15日間拘禁された後、朱さんは労働教養処分3年を科され、馬三家労働教養所に送り込まれた。教養所で8カ月間残酷な迫害を受けた末、朱さんは脳血栓を発症した。そのため解放された。

 2008年9月末、用事で北京へ行こうとした朱さんは瀋陽駅で警官に連行され、地元に送還された。そして、家宅捜索された後、24時間尋問を受けた。

 2019年8月24日午後、朱さんは新撫区西一路で撫順市国内安全保衛部門と公園派出所の警官に連行された。2020年8月30日、東州区裁判所は朱さんに懲役1年、罰金4000元の判決を言い渡した。

 2020年10月、朱さんは年金の支給を停止されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/5/456468.html)
 
関連文章