マレーシア法会|晩年に大法に出会い修煉する体験
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文/マレーシアの大法弟子

 【明慧日本2023年2月17日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私は今年68歳で、クアラルンプールで大法に出会い、今は新山に住んでいます。

 2015年4月のある朝、目が覚めると、頭の中で「法輪功を学べ」と言われたように感じました。当時、私は妻と他の法門で28年間も修めていました。考えた末、やはりネットで法輪功を探してみようと思ったところ、あるウェブサイトで師父の説法録画を見つけました。

 しかし、初めて師父の説法を聴く時は、よく理解できませんでした。そこで、私は昼間『轉法輪』を読み、夜に師父の説法録画を見ることにしました。第三講を聞き終わった夜、師父が私の下腹部に法輪を植え付けてくださり、法輪が回っていると感じました。第九講まで全部学んだ後、自分で録画を見ながら、五式の煉功動作を習いました。

 その後、私は同修の家で開かれた九日間セミナーに参加し、煉功動作も直してもらい、それからは毎日午後から煉功をするようになりました。最初に坐禅をする時、片方の足しか組めず大変でしたが、同修たちの励ましもあり、痛みを我慢して徐々に時間を延ばし、1年後にはやっと両足が組めるようになりました。

 修煉して3カ月後、初めて集団学法に参加した時に発正念について学びました。同修たちと一緒に発正念をしていると、強いエネルギーを感じました。繰り返して師父の「各地での説法」を勉強している中で、読むたびに新たな理解があり、自分が素早く向上して行くのを感じました。

 修煉してから、私はタバコと酒をやめ、宝くじと株に対する執着心も放棄しました。また、他人に車をぶつけられたとき、相手に弁償を求めませんでした。私は大法に従って修めると同時に、同修たちの協力の下で、人々に法輪大法の素晴らしさと法輪功迫害の実態を伝えるようになりました。

 真に修煉し、師父と大法は加護してくださる

 修煉をして半年以上になったところ、私は長年修めていた法門を放棄したことを明らかにしました。妻に怒られると心配していましたが、意外にも妻から「二つの法門を同時に修めることはできないから、必ず一つに専念しなさい」と言われ、ホッとしました。このようにして、2016年1月1日から、私は正式に法輪大法の修煉をすることになりました。

 2018年11月の末、私は体調が崩れ、一カ月ぐらい食欲がなく、食事もできず、そのうえ呼吸困難になっていて、 20キロもやせました。ある日の午前3時頃、呼吸がだんだん苦しくなり、重度の低酸素状態になりました。私は師父に助けを求めた後、師父の『論語』を読みました。すると、徐々に呼吸が正常になりました。私は命を救ってくださった師父に心から感謝しました。

 2020年末にも、私は大きな試練を経験しました。まったく飲み食いすることができず、熱が出て喉も痛く、全身の力が抜けているように感じました。1カ月以上も煉功をすることができず、師父の説法の録音を聞くしかありませんでした。身体の状態がかなりひどかったので、子供たちは心配して点滴をさせました。当時の苦しみで、私は「生きているより死んだほうがましだ。どんな執着心も捨てることはできる」と思いました。「これは、師父が私の業力を取り除いてくださっているのだ。師父のご加護がなければ、修煉の道を歩いていくことはまったくできない」と分かっていました。同修たちも私に「もっと法を学び、内に向けて探し、心性を高めるように」と交流し、励ましてくれました。その後、私の体はだんだん回復しました。心から師父に感謝し、同修に感謝します。

 2021年の初め、中共ウイルス(新型コロナ)状況は非常に深刻になり、家族はみなワクチン注射をしましたが、私だけはしませんでした。子供たちは「今、病院でコロナに感染して亡くなった人は非常に多い」と言い、私がワクチン注射もせず、外出してウイルスを持ち帰り、孫に感染するのを恐れて、必ずワクチンを打つように私に忠告しました。家族に大法を誤解させたり、心配させたりしないために、私は「最大限に常人の状態に合わせるしかない」と思い、ワクチンの注射を受けました。家族はワクチンを打った後、みな熱が出たほかに、腕の痛みがありましたが、私だけは何の症状もありませんでした。

 2022年4月、私は生死の難関を乗り越えました。ある日、私の体は急に寒くなりました。その後、吐いたり、下痢をしたりして、それから意識がなくなりました。病院の救急室で目が覚めたとき、私は「私には師父がおられるので、大丈夫だ」と思い、師父に助けを求めました。そして、心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えていました。病院に運ばれたときは、上の血圧は60、下の血圧は40でしたが、今では上が80、下が60まで回復しました。

 集中治療室では、私の血圧は徐々に正常値に戻りました。CT検査の結果、すべては正常でしたので、医師は退院を許可してくれました。実は医師も主な病因を見つけることはできませんでした。

 突然やって来た今回の病業は、あまりにも深刻で、人生の終わりのように感じました。しかし、妻の話によると、部屋から私をトイレに連れて行った時、妻は私の手を支えただけで、私は自ら歩いて行ったそうです。意識を失った私が、どうやって自分で歩いて行ったのでしょうか? 師父が助けってくださったと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 今回の生死の試練を経て、私は多くの執着心を捨てることができました。さらに、延長していただいた命は、決して怠ることができず、必ず三つのことをしっかり行わなければならないと覚悟しました。

 集団学法に参加し、修煉における不足を見つける

 2022年10月、私は2泊3日の全国集団学法に参加しました。学法を経て、私は自分の変化と心性の向上を感じました。これまで集団学法に参加した時、集中できず眠くなることがよくありました。今回は午前4時に起きて、坐禅をした後に集団で煉功をし、午前10時30分まで法の勉強をしました。私は全然疲れず、強いエネルギーを感じ、体が浄化されました。その間、全体が発正念をしていた時のエネルギーもとても強く感じました。集団学法を通して、私の心性は向上し、修煉における多くの不足を見つけることができました。

 「忍」を修める体験

 私は、「真・善・忍」を修煉する中で、最も難しいのは「忍」を修めることだと思います。幼い孫が理由もなく暴れるたびに、私は怒りを抑えきれず、孫に罰を与えたりしました。後になって、自分が悪かったと反省し、とても後悔しました。

 ある夜、私が学法をしている最中に、孫がテレビのリモコンでいきなり私の頭を強く叩きました。私が痛くて立ち上がったのを見て、孫は笑っていました。

 当時、私は師父の説法を思い出しました。「煉功者としては、殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さないで、常に高い基準で自分を律しなければなりません」 [1]

 今回私は怒ることもなく、孫を罰することもなく、心穏やかに孫に道理を教えるだけでした。孫はまだ幼いため、私の話を完全に理解することはできなかったと思いますが、少なくとも今回は 「忍」 を修めることができました。

 普段から言動を正し、大法弟子のイメージを大切にする

 私は自分が大法弟子であることを忘れず、大法弟子のイメージを損なわないように心掛けており、日常生活や人と接する中で、自分の言動を正し、大法に対して良い印象を与えるようにしています。例えば、買い物をする時、私は店員に「お金を少なく計算していませんか?」と、相手が損をしないように注意します。また、駐車した後、車を降りて位置を確認し、隣の車の運転手が乗り降りしやすいように、できるだけ人のことを先に考えるようにします。

 修煉者の心性は、日常生活や社会活動の中で自然に現れるのです。私は、一歩一歩着実に自分を修めると同時に、人々に大法の素晴らしさを実証したいと思っています。

 大法の真実を伝える

 クアラルンプールに住んでいた時、私はよく観光地で大法の真実を伝える活動に参加しました。観光客が道を迷ったり、困っているのを見かけると、私は声をかけて親切に助けてあげます。そして、各種の言語の真相資料を渡しました。公衆トイレを利用するには小銭が必要ですが、持っていない中国の観光客を見かけると、私は代わりに支払って、その後資料を渡したこともよくありました。

 また、飛行機に乗る時、隣席の乗客に声をかけて、法輪功迫害の実態や大法の素晴らしさを伝えました。日本へ旅行に行った時、飛行機の中で日本語の資料をある日本人夫婦に渡し、日本の空港やホテルには大法の資料を残しました。新山のレストランで食事をしている時、隣のテーブルの客が韓国語を話しているのを聞いて、彼らに韓国語の資料を渡しました。

 私も新山のいくつかの場所で『大紀元』新聞を配布し、そして、コミュニティサイトで機会があれば、大法の素晴らしさと法輪功迫害の実態を伝えます。買い物の時にも、折り紙の蓮の花と大法の資料を渡して、人々に大法を紹介します。私はより多くの人が大法の真実を知り、明るい未来がありますようにと心から願っています。

 私は、晩年になっても、大法を修煉することができることをとても幸運だと思います。まだまだ修煉が足りないところもありますが、これからさらに精進して三つのことをしっかり行い、師父に従って本当の故郷へ帰ります。

 師父、ありがとうございます!

 同修の皆さん、ありがとうございます!

  注:
  [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 (2022年マレーシア修煉体験交流会原稿)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/10/456593.html)
 
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