河北省の75歳の劉玉敏さんが不当裁判にかけられる
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 【明慧日本2023年2月18日】河北省淶水県の法輪功学習者・劉玉敏さん(75歳女性)は去年3月18日、自宅で当局により不当に連行され、拘禁された。今年1月11日、涿州市(たくしゅうし)裁判所は劉さんに対してオンライン裁判を不当に実施した。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 元教師である劉さんは、仕事に対して責任を持って苦労をいとわず、文句を言わず真剣に取り組んで来た。典型的な良妻賢母である。法輪功を実践する前、劉さんは頭痛、不眠、脳給血不足、関節炎、心臓病などのさまざまな病を患うようになり、治療のためにあちこちで医者を求めたが効果がなかった。しかし、法輪功を学んでから持病から回復したという。

 2022年3月18日午後2時頃、保定市公安局、涞水県公安局と涞水鎮派出所の警官らは、銃を持って劉さんの家を侵入した。劉さんの家族が、警官が劉さんを連行するのを阻止しようとしたとき、警官は家族に銃を向けた。「この人が指名手配中だ、知ってるか? おまえたちは犯罪者を保護したら、家族全員逮捕するぞ!」

 劉さんは警察に拘禁された後、抗議のためにハンガーストライキを行った。劉さんはまた、警察の尋問への協力を拒否した。劉さんの弁護士が6月20日に保定市拘置所に劉さんを訪ねたとき、劉さんはやせ衰えていたが、意識ははっきりしていた。劉さんは弁護士に、自分は何も悪いことをしていないので、警官らが事実を理解し、迫害に加担しないよう望んでいると語った。

 7月5日、淶水県検察庁は劉さんの訴訟を涿州市検察庁に移管し、その後、今年1月11日、涿州市裁判所はオンラインを通じて、劉さんに対して審理を行った。

 2023年1月11日午前9時頃、劉さんの娘らは警察にだまされて訴訟書類に署名させられたため、裁判官は劉さんの家族を劉さんの「証人」として挙げ、劉さんの審理に出席することを禁じた。劉さんの家族の強い要求により、裁判官は劉さんの家族が有罪を認めるよう劉さんを説得しようとすることを条件に、劉さんの案件に対してのオンライン審理を傍聴することに同意したが、審理を始めてから、劉さんの家族は法廷から追い出された。

 劉さんの娘の話によると、劉さんが当局に連行されてから、危険なほどの高血圧を発症していた。劉さんは重度のめまいに苦しみ、2人の支えがなければ歩くことができない。劉さんはまた、ひどい足の痛みを抱えていて、薄毛になっていた。劉さんの反応は非常に遅く、多くの質問に対して答えられなかった。2001年に父親の呉彦水さんが迫害で亡くなったときも、父親は似たような状態だった。母親が1年も経たないうちにこんな悲惨な状態になったのを見て、打ちのめされたと娘は言った。

 劉さんの弁護士は拘置所に対し、治療のために劉さんを釈放するか、少なくとも家族が劉さんと面会できるようにするよう求めたが、弁護士の要求は拘置所に拒否された。現在、劉さんの家族は、劉さんの健康状態をとても心配している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/16/455078.html)
 
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