吉林省の張鳳玲さんに不当判決
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 【明慧日本2023年2月20日】(吉林省=明慧記者)吉林省大安市の法輪功学習者・張鳳玲さん(73歳女性)は懲役10カ月の実刑判決を不当に言い渡され、2023年1月15日頃、刑務所に移送された。大安市の公安局、検察庁、裁判所は完全に秘密裏に動いていたため、張さんの家族は何の情報も得られず、どの刑務所に送られたかも知らなかった。

 張さんの家族は、1月18日に裁判所からの正式な通知もなく、周囲に問い合わせて初めて張さんが移送されたことだけを知った。

 一人暮らしの張さんは、2022年7月15日に連行された。当日の朝、大安市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の大隊は、慧陽派出所と錦華派出所の警官と私服警官を含む7、8人に、張さんの家の廊下に隠れるように指示した。男性の警官と女性の警官の2人が張さんの家のドアを叩き、「団地の外来の人口を調査しに来た」と嘘をついた。張さんがドアを開けた後、警官らが張さんを連行し、さらに多くの私物を押収した。近隣の住民は張さんが連行された時の悲鳴を聞いているという。

 張さんが白城市留置場に拘禁されていた間、家族は面会などの基本的な権利が許されなかった。張さんが判決を受けて刑務所に送られるまで、家族は一度も張さんに会うことはなかった。

 1997年5月、張さんは法輪功の修煉をし始めて、間もなくして胃幽門癌と多くの頑固な病気が治り、病気の悩みから解放される幸せを体験した。

 中国共産党が法輪功の迫害を発動した後、張さんは何回も迫害された。

 2000年11月8日、姉の家に遊びに行ったが、白城市国保に連行され、白城市留置場に103日間拘禁され、2年の労働教養を科された。吉林省九台飲馬河労働教養所で洗脳の迫害を受け、稲の苗を植え、野菜を育て、稲刈り、温室用の苗を植えるなどの仕事を強制され、収入はすべて労働教養所の所有になった。

 2001年11月10日、長春市黒嘴子女子労働教養所に移され、その夜、刑務所当局に拷問で「転向」させられ、7人が張さんに「決裂書」を書くことを強要し、書かなければ殴打した。張さんはあまりにひどい迫害を受けたため心臓発作を起こし、2001年12月10日に医療仮釈放で帰宅した。

 2017年、張さんは大安市公安局の国保に連行され、家宅捜索をされ、意識不明になるほどの迫害を受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/10/456630.html)
 
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