広東省の70代の余愛華さんに懲役5年6カ月の不当判決
【明慧日本2023年2月28日】広東省珠海市の法輪功学習者・余愛華さん(71歳)は、不当に連行されて拘禁された。昨年12月21日、香洲区裁判所により懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡され、罰金1万元(約20万円)を科された。余さんが実刑判決を下されたのは3回目となる。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
余さんは1952年生まれ、かつて心臓が負傷したことがあり、多くの病気を引き起こし、薬や注射が止められず、自分で注射をしなければいけなくなった。しかし、効果はあまりよくなく、安泰な生活は3日も続かなかった。1998年、余さんは法輪功を学び始め、真・善・忍に従って自己を律し、3カ月後、健康が回復し家庭も平和になった。
余さんは法輪功を学んでいるとして、2008年6月に香洲区裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡された。2015年6月、再び金湾区裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡された。
2021年11月1日、余さんは法輪功迫害の実態が書かれたチラシを配布し、ポスターを貼り付けた。しかし、中国共産党の虚言を信じ込んだ人に通報され、現地の警官らに連行された。身体検査で問題があるとして解放されたが、居住監視(自宅監禁の一種)となった。
昨年6月22日、香洲区検察庁が現地裁判所に訴訟を提出し、余さんに刑を科すことを企んだ。同年12月21日、裁判所は余さんに懲役5年6カ月の実刑判決を下し、罰金1万元を科した。同月30日、余さんはこの判決を不服として珠海市中級裁判所に控訴した。現在、余さんは自宅にいる。