【明慧日本2023年3月8日】吉林省蛟河(こうが)市の法輪功学習者・呉徳修さんは2022年5月13日、市民主派出所の警官らに不当に連行された。その後、現地の公安、検査、裁判所など法曹界に消息を封鎖された。今年2月、呉さんは秘密裏に懲役4年の不当判決を言い渡され、公主嶺刑務所に拘禁された。
呉さんは蛟河市松江郷永郷村に在住しており、1996年に法輪功を学び始めた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。呉さんは法輪功の修養を堅持していたとして中国共産党に何度も連行され、拘禁された。
拷問の再現:数本のスタンガンで電気ショック |
呉さんは吉林市労働教養所、九台労働教養所、長春朝陽溝労働教養所に次々と拘禁され、様々な拷問を受けた。数十本のスタンガンで電気ショックを与えられて顔や全身の皮膚が焦げて水ぶくれができた。ゴム棒やプラスチック管で殴られ、全身を縄で縛り付けられ、4センチの大きさの木の上に座ることを強要され、衣類を脱がされ、鉄の籠に閉じ込められ、寒い風が吹くところに立たされて、足指が2本が凍傷になった。野蛮に灌食され、拷問されて危篤になったこともあり、3回病院に運ばれて救急手当を受けた。
2015年8月29日、呉さんは江沢民を告訴したとして10日間身柄拘束された。
2021年7月16日午前、呉さんは吉林市豊満区林学院を定年退職していた何教授の家で家政婦として働いていた際、押し入ってきた警官らに連行され、15日間拘束された。
2022年5月、社区(町内会)の人員らが呉さんの自宅を訪れ、呉さんを連れて行きPRC検査を強要した。同月13日、自宅に押し入ってきた現地派出所の警官らに連行された。
今年の2月9日、呉さんの弟が舒蘭市裁判所から受信し、呉さんはすでに懲役4年の実刑判決を言い渡され、罰金5千元(約10万円)を科されたことが分かった。同月18日、弟はまた公主嶺刑務所から電話を受け、呉さんは刑務所に拘禁されているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)