唐山市の孫百鳳さん・郭艶菊さん 不当判決うけ控訴
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 【明慧日本2023年3月9日】河北省唐山市の法輪功学習者・孫百鳳さんと郭艶菊さんは不当に連行され、約2年間にわたって監禁されている。今年2月9日、裁判が実施され不当判決を下された。2人は判決を不服として控訴している。

 孫さんの夫は重度の糖尿病を患っており、合併症のため入院していたが、手術中の医療ミスにより脚に血がたまり変色した。孫さんは夫を励まし続け、「真善忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい」という心からの九文字(中国語では九文字)を唱えた。孫さんの夫は徐々に下半身が元の色に戻り、切断する必要がなくなった。夫はこれ以降、法輪功への信念が深まり、体調も順調に回復した。

 しかし2021年5月12日正午、男たち(警察の制服も着ておらず警察手帳も所持していない)が孫さんの家に押し入り、法輪功関連の書籍を奪い去り、孫さんを不当に連行した。孫さんの夫は大きなショックを受けた。2022年の新年を迎えた矢先、孫さんは「大晦日」に夫が孤独死したことを知った。 

 5月12日当日、唐山市公安局の警察は、各県・地区の法輪功学習者を不法に逮捕した。その中には、路南区の撮影機材販売店に勤めていた孫さん、張巍さん、郭さん、張イ琪さん、張桂芳さん、張双永さんらが含まれる。すべての店員が不法に捜査され、カメラ、車、パソコン、本や現金などを不当に押収された。その後、孫さん、郭さん、張イ琪さん、張巍さんらは解放された。

 張巍さんと郭さんは夫婦で、10歳の娘がいる。郭さんは1999年に法輪功を学び始め、親孝行で義母と義父にとても優しく、生活を助け、借金の返済も助けていた。ある日、郭さんは叔母が病気になったため見舞いに行ったところ、叔母の家に押し入ってきた公安局の人に不当連行された。郭さんの叔母はショックで数日後に亡くなった。郭さんの父親は、親族の死と娘の不当連行でひどくショックを受け、目も見えにくくなり、外出するのもままならなくなった。

 同年9月21日、張巍さん、郭さん、孫さん、張イ琪さんは「法律の実施を妨害した」という罪で法廷に立たされた。その後、張巍さんと張イ琪さんは「裁判のため保釈」となった。

 張巍さんの母親は息子夫婦のために7~8万元を弁護士費用に費やしたが、ウイルス蔓延のため弁護士が会えなくなると、検察官は張巍さんに圧力をかけて弁護士を解任させ、自分たちが指名した弁護士を起用させた。

 今年2月9日、唐山市の路北区裁判所は午前9時から午後9時まで、孫さん、郭さん、張巍さん、張イ琪さんの不正裁判を行った。検察官・孫明遠が書いた訴状には、法輪功に対する憎悪に満ちており、法的根拠に欠き、弁護団の反論に遭った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/6/457443.html)
 
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