フィンランド法輪大法佛学会、1万人の嘆願書を国会提出
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 【明慧日本2023年3月11日】フィンランド法輪大法学会は3月2日、フィンランド議会の人権ネットワーク部署に対して10,150人の署名を集めた請願書を提出し、法輪功に関する詳細な報告を行った。1万人にのぼる署名には、フィンランドの152の地域と都市、61以上の国、244の異なる職業からの観光客が含まれている。 フィンランド国会議員ベロニカ・ホンカサロ氏が、請願書を受け取った。

 請願書には、「フィンランドの意思決定者が中国との取引において、法輪功学習者への迫害に焦点を当て、迫害の即時停止を要求することを求める 」と書かれている。フィンランドの人々は、フィンランド政府が、弱者であり迫害されている中国人に正義と支援を与えるために最善を尽くすことを望んでいるという。

图1:芬兰议会议员维诺尼卡·洪卡萨洛(Veronika Honkasalo)(右)接过万人签名请愿书

請願書を受け取るフィンランド国会議員ベロニカ・ホンカサロ氏(右)

 様々な署名活動の中で、法輪功学習者は法輪功とは何かを説明し、中国で続いている迫害の情報を人々に伝えている。多くの人はこの残酷な迫害を受け入れがたく、署名以外に何ができるのかと尋ね、フィンランド政府の意思決定者が法輪功のために声を上げ、この情報を国民に広めてくれることを期待すると答えることが多い。中国共産党(以下、中共)による法輪功への残虐な迫害と生体臓器狩りを知った世界中の人々は、フィンランド政府に対し、法輪功への迫害をやめさせ、生体臓器狩りの悪事を止めるよう中共に求める署名を続けるよう願っている。

 法輪大法佛学会代表のイルマリー氏は、「拘禁された法輪功学習者は臓器バンクに登録させられました。 2019年、ジェフリー・ニース卿が主宰する『独立人民法廷』は証拠を精査し、多数の証人を聴取し、説得力のある結論を出したのです」また法廷では、「中国に協力してきた国々は、犯罪国家に協力していることに気づくべきです」と指摘した。

 イルマリー氏はまた、生体臓器狩りにハイテクが使われることへの懸念もあるという。「将来、臓器狩りは高度な人工知能やロボット工学によって自動化される可能性があるでしょうか?  中国との協力や技術交流において、人々は犯罪国家を相手にしていることを忘れてはならないのです」と警鐘を鳴らした。

 ベロニカ・ホンカサロ議員は、中国の労働収容所による再教育の現状について質問した。同氏は、生体からの臓器狩りについて聞いたとき、「非常にショッキングだ」と表現し、この日の議員団会議でこの情報を各党の議員に持ち帰らせるべきだと述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/8/457518.html)
 
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