遼寧省の曲桂英さん 懲役4年の不当刑期満了
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 【明慧日本2023年3月13日】遼寧省撫順市新賓県の法輪功学習者・曲桂英さんは法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして2019年4月3日、通化県富江郷派出所の警官らに不当に連行された。その後、柳河県裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡され、吉林省女子刑務所に拘禁されている。今年4月2日、曲さんは刑期満了で出所した。

 曲さんは今年70歳で、元新賓県薬工場の従業員だった。1996年、曲さんは法輪功を学び始めた。法輪功を学ぶ前、曲さんは腎臓炎に罹って、全身が腫れあがっていた。1996年、曲さんは李洪志先生の講義に参加していた9日間セミナーの間に、深刻な腎臓炎がすぐに治った。曲さんは法輪大法に感謝の気持ちがいっぱいで、人々に法輪大法の素晴らしさを伝えたいと思った。

 1999年7月に中国共産党が法輪功への弾圧を開始して以来、曲さんは何度も連行され、拘禁され、強制的に金銭を押収され、労働教養され、実刑判決を言い渡された。

 何度も連行され、2回にわたって労働教養を強いられた

 1999年10月、曲さんは北京へ陳情に行こうとして遼寧省撫順駅で警官に連行され、新賓留置場に40日以上拘禁された。家族が5千元(当時1人1年の給料に相当する額)を支払ってやっと解放された。

 2000年12月23日、曲さんは天安門広場で横断幕を掲げたとして連行され、新賓県に戻されて留置場に7日間拘束された後、3年の労働教養を強いられた。そして、労働教養所で転向を強要され拷問された。転向しなければ、睡眠を剥奪され、しゃがむ姿勢、飛ぶ姿勢で体罰を強いられ、数人の受刑者に囲まれて監視され、トイレに行っても受刑者らに監視されていた。肉体的、精神的に痛めつけられて全身が腫れあがった。4カ月後、曲さんは医療のため一時出所した。

 2006年9月、曲さんは路線バスで法輪功迫害の実態を伝えていた際、同バスに乗っていた新賓県木奇鎮派出所の劉警官に尾行され、その後連行された。留置場に10日間拘束された後、2年の労働教養を強いられ、馬三家労働教養所に収容された。曲さんは2008年6月に帰宅した。

 2009年5月、曲さんは響水河子郷で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして連行され、2,000元を支払った後に解放された。

 2010年5月31日、新賓鎮派出所の警官らは曲さんの家に押し入って連行しようとしたが、曲さんが不在だったため、警官らの企みは実現できなかった。

 2回にわたって実刑判決

 2011年3月9日、曲さんはある農村で法輪功迫害の実態を伝えていた際、中国共産党の虚言を信じ込んだ人に通報され、当日の夜、曲さんは連行された。その後、懲役4年の実刑判決を言い渡され、遼寧省女子刑務所に拘禁された。

 2019年4月3日、曲さんは通化県富江郷で法輪功迫害の実態を伝えていた際、現地の村民に通報されて警官に連行された。同年12月、曲さんは秘密裏に懲役4年の実刑判決を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/25/457127.html)
 
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