中国法会|留置場で不当な拘禁中、正念と善行で状況を変える(1)
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 文/湖南省の大法弟子

 【明慧日本2023年3月27日】留置場で接触した人の9割がみな三退しました。留置場を出る前日、監房の人たちが私の送別会をしてくれました。そして「法輪大法はすばらしい」という歌を教えてほしいと監房の人たちに頼まれました。他にも、私の次元に限りがあるために書けなかった留置場での話があります。

 ――本文からの抜粋

 

 慈悲偉大なる師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私は1996年に修煉を始めた大法弟子です。2017年、私の住む地域の警察が、同じ日に同時に異なる場所で何人もの大法弟子を連行し、その中に私も含まれていました。その後、私は留置場に不当に拘禁されました。

 他の人の基点に立って迫害に反対し「重要案件」を取り消す

 家族が私のために弁護士を頼み、その弁護士との面談で、警官が個人の利益のために、私たち連行された大法弟子を一つの案件にまとめ、いわゆる「重要案件」をでっち上げ、私たちを陥れたことを知りました。案件を担当している人員は「近年勾留された人や実刑判決を受けた人は、今回は懲役3年以上の実刑判決に処されることになる」と私を脅しました。以前、同じ状況で、不当に懲役4年の実刑判決を言い渡された同修が確かに何人もいました。

 大法弟子に大法を誹謗中傷させ修煉を放棄させるために、刑務官は受刑者にさまざまな利益を与え、さらに刑を軽くし、受刑者たちを使って大法弟子を拷問しました。そして、大法を誹謗中傷するDVDを見るように大法弟子に強制し、「三書」を書くように強制し、そうすることで修煉を放棄させようとしました。

 師父は「法徒は魔難を受け 毀されるのは衆生」[1]と説かれました。

 邪悪はこのような形で迫害を行い、これらの衆生(訳注:受刑者たち)を破壊しようとしていました。そのため私はこの迫害を止めなければなりませんでした。そこで、私は断食をして迫害に抵抗し、受刑者たちの良心を目覚めさせようと思いました。しかし同時に、過去に断食によって、同修への迫害が邪悪によって激化したことを思い出し、難しい選択だと思いました。この時、師父の「師がいて、法もあるのに、何を恐れるのですか?」[2]という法がすっと頭の中に入ってきて、私の正念が生まれてきました。決心がついたので、全身が軽く感じました。

 翌日の朝食から飲食をやめました。看守に「どうして食べないんだ?」と言われました。私は看守に「案件処理部門は私をここに連行し、私や他の大法弟子を重要案件であると偽装し、この案件には、私が会ったことのない大法弟子もおり、彼ら(訳注:案件処理部門の人員たち)は外でデマを流しています。彼らはこのようにすることで、自分自身とその家族に害を及ぼしているのです」と言いました。看守はちょっと受け入れられないという感じで「あなたが食べなければ、多くの人があなたに食べさせる方法を見つけてきますが、あなたはつらい思いをすることになる」と言いました。私は「私はあなたに対して言っているのではありませんが、悪人を助けて悪事を働き善人を迫害するのはやめた方がいいです、自分のためになりませんから」と言いました。看守は私が何を言っているのかと聞きました。私がもう一度繰り返すと、看守は用事があると言いながら出て行きました。

 それからは、その看守は毎回出勤するたびに「不快な思いをしていませんか?」と私に聞いてきました。私は、その看守に私の断食の理由を案件処理部門に伝えるように頼み、それ以外は何もしないようにと頼みました。

 絶食3日目、検査のために医務室に行くように言われ「何か不快なところはないか?」と聞かれました。医務室に入ると、そこにはたくさんの人がいました。看守が紹介し、その場には政法委員会、所長、指導員、警官、医者など10人ほどが集まっていました。検査に来たと言いましたが、実際には本当の目的は私に点滴をすることでした。医者たちは私をベッドに固定し、私に点滴をしました。医者たちは「こんな寒い日に(正月間近で、とても寒かった)ご飯を食べないなんて、何とかしないと、私たちの責任になってしまいます」と言いました。何人かの人が私の手を掴み、私に針を刺しました。私は医者たちに何を打っているのかを聞きました。医者たちはブドウ糖(1本約100ml、計2本)だと言いました。私は点滴を断り、何度かもがいて抜け出そうとしたので、医者たちは点滴できませんでした。

 私は残りのブドウ糖を飲むように医者たちに言われ、私がこれは飲まないと言うと、牛乳(テトラパックの牛乳1本、250ml)を飲まされました。私は数日間水を飲まなかったため、唇が乾燥していたので、牛乳で口をすすぎ、唇を湿らせて吐きだしました。

 その際、私は自分が法輪功修煉者であること、師父に守られているので何事もないことを伝えました。私は「あなたたちは法輪功のことを何か知っていますか?」と言いました。しかし、政法委員会は「煉功をすれば、薬を飲まなくても病気が治ると言われています。煉功すれば病気にならないということを私は信じません」と言いました。私は政法委員会の人員たちに「あなたの大法の師父に関する知識は完全に江沢民集団の虚言に基づいたものであり100%嘘です。大法弟子は最も発言に信頼があり、私があなたに話していることは真実です。大法書籍はすべて、私の師父が書いたものです。大法弟子の修煉を指導する主な著作は『真・善・忍は良い人か悪い人かを判断する唯一の基準』[3]と明示する『轉法輪』です」と言いました。

 また「徳を重んじなければ、病気も治りません」[3]と同書籍(訳注:『轉法輪』)には書かれていました。私はもともと低血圧、特発性血小板減少性紫斑病、重い貧血、偏頭痛、口内炎、関節炎などがあり、薬や注射をたくさん試し、気功もたくさん練習しましたが、何も効果がなく、さらにひどくなってしまいました。法輪功を修煉した後、初めて徳と業力、業力と病気の関係を理解し、真・善・忍の基準に従って善い人となり、名利にこだわらず、何事にも相手のことを考え、トラブルに直面しても自分を探すと、これらのさまざまな病気は、すぐに一つずつ治っていきました。

 その場にいた人の中には、まだ私が話したことを信じているようで信じていない人もいました。そして、さらに真相を知ってもらおうと、翌日から政治委員会、所長、指導員、大隊長に面会を申し入れました。

 断食が8日目になった時、案件を担当していた国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の隊長がやってきて「重要案件」が撤回され、この案件は私一人になったから、断食をやめて食事をしてもいい、と言ってきました。もうすぐ旧正月であり、看守は、私が断食を続ければ、旧正月に家に帰れなくなると言いました。私は「私の断食の目的は、重要案件を解体し、早く家に帰ることだ。最終的には私の力不足で実現できなかったが、重要案件を解体する効果は得られた」と思いました。そこで、私は食事することに同意しました。

 留置場の人たちは、私がここ数日、飲まず食わずでいかに超常的な状態であるかを、自分たちの目で確かめていました。この寒さの中、この寒い場所で、他の人は食べても凍えているのに、私は8日間も断食絶水しているのに、他の受刑者たちより冷えておらず、体重は少し減ったようでしたが、まだまだ元気でした。断食期間中、布団や綿の服はすべて自分で洗いました。何人かの人が洗ってあげると言ってくれましたが、私は断りました。監房にいた19歳の少女は「おばさん、こんなに何日も飲まず食わずなのに、本当に元気で、布団まで洗うなんて、法輪功はすごいですね。私の祖母は一日だって食べずにいることなんてできません」と言いました。

 私が食事をすることにしたと知ると、監房の中の人たちはすぐに自分たちの食べ物を出してきて、食べるように勧めてきましたが、私は断りました。普段は食べ物を人にあげないような人も、この時ばかりは私に食べ物を出してきました。

 食事に応じると、看守が「何を食べるのか?」と聞いてきました。お粥を食べると私が言うと、看守はダメだと言いました。看守は「栄養のある食事、麺類を用意しましょうか? 麺の中身はおいしい食べ物が入っています」と言いました。私は「はい」と答えました。看守たちは5食分連続で麺を作ってくれ、最初の4食は監房の人にあげ、残りの麺を私が食べました。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟三』「世々生々はこの一生のため」
 [2] 李洪志師父の経文:『シドニー法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 (続く)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/16/451568.html)
 
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