湖南省の王双鳳さんは、出所後3カ月足らずで死亡
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 【明慧日本2023年3月26日】湖南省祁陽市の法輪功学習者・王双鳳さん(以下、学習者)は、2016年3月に警官に連行された。その後、懲役11カ月の判決を宣告され、衡陽女子刑務所に収容された。刑務所で酷い拷問や薬物迫害などを受けた王さんは、出所後3カ月足らずで死亡した。享年55歳。

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)

拷問の再現:詳細不明な薬物を強制注射

 祁陽県七里橋鎮に在住していた王さんは、1998年8月に法輪功を学び始めた後、患っていた肺結核、肩の腫瘍、頭皮の爛れ、歩行困難などの病気が消えた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 王さんは生前「『轉法輪』を読んで、良い人になる道理がわかりました。法輪功は人に善を教え、道徳を向上させ、そのうえ、病気治療に素晴らしい効果があることを私は体験しました。法輪功を学んで、真・善・忍に従って自分に要求している私は、親孝行をすることができ、他人のことを優先に、周りの人と仲良くすることができました。以前の私はとても短気でしたが、優しい性格に変わりました」と話していた。

 1999年7.20、中共の江沢民グループは、気が狂ったかのように全国各地で法輪功迫害を引き起こし、学習者たちに迫害を加えた。

 2015年6月22日、王さんは数人の学習者とともに常寧市へ行き、法輪功の真実を伝えた。しかし、常寧市の警官は王さんを含む学習者たちを連行し、衡陽市女子留置場に送った。王さんは入所の身体検査で重い肺結核、肝炎などの伝染病を患っているという結果が出て、解放された。しかし、同年の年末、衡陽市裁判所は王さんを裁判所に呼び出し、王さんに対する裁判を企んだが、王さんは行かなかった。

 2016年3月26日午前、王さんは祁陽県三口塘鎮市場へ行き、人々に法輪功迫害の実態を話し、迫害を発動させた江沢民を告訴するステッカーを貼った際、三口塘鎮派出所の警官に連行され、県の留置場に送られて拘禁された。28日午後、王さんは常寧市の警官に衡陽市女子留置場に移送された。

 そして、11カ月の判決を受けた王さんは、衡陽女子刑務所に拘禁され、拷問、独房に拘禁、薬物迫害などを受けた。出所日より10数日早めに帰宅させられたが、3カ月後に王さんはこの世を去った。

 2018年1月~2020年12月、明慧ネットの報道の統計データによると、湖南省の法輪功学習者は少なくとも、9人が迫害により死亡し、74人が不当判決を受け、449人が連行され、453人が嫌がらせを受けたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/24/457970.html)
 
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