【明慧日本2023年3月26日】四川省米易県の法輪功学習者・羅榜林さんは、かつてチベットで兵役に服していた時に高山病を患い、その後神経衰弱になった。法輪功を学び始めてから、病気が治ったのである。しかし、信条を堅持していた羅さんは、米易県安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、検察庁、裁判所に罪に陥れられ、今月15日に懲役3年の実刑判決を言い渡され、四川省楽山嘉州刑務所に拘禁された。
羅さんは1983年に生まれ、米易県攀蓮鎮の人である。2003年末、羅さんは徴兵に応じてチベットで兵役に服したが、高山病を患ったため2005年に退役した。退役して帰宅した後、神経衰弱になり、眠れず、終日辛かった。ある親切な人の紹介で、羅さんは法輪功を試した。暫くして、羅さんの病気は治り、全身軽くなった。
法曹界による誹謗中傷で不当判決3年
2022年3月15日、羅さんは自宅の付近の倉庫でお客様に商品を出荷していた際、国保の警官ら7人がいきなり押し入ってきた。警官らは羅さんを倒して地面に押し付け、ポケットから鍵を取り出して、家宅捜索を行い、営業用のパソコン、プリンターなどの個人財産を押収した。
羅さんは攀蓮鎮派出所に連れて行かれ、尋問された。翌日、留置場に収容され、同月30日、逮捕状が発布された。
羅さんの妻は検察庁に行って、弁護申請を申し出た。検察庁は「弁護申請を許可できる」と言ったが、「弁護士を雇わないという条件にサインをしなければならない」と言った。羅さんの妻はその条件にサインしなかった。
同年8月15日、羅さんの妻は検察庁からの電話を受けて検察庁に行き、決定書を受け取った。決定書では、「弁護士以外の弁護人は許されない」、「夫との面会も許可できない」と書かれていた。
同年12月23日、羅さんは懲役3年の実刑判決を言い渡された。今月15日、羅さんは楽山嘉州刑務所に収監された。