山東省・78歳の樷蘭英さん 不当判決4年
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 【明慧日本2023年3月28日】山東省威海市の法輪功学習者・樷蘭英さん(78歳女性)は2月1日、家に押し入ってきた警官らに連行された。2月16日、栄成市裁判所によって「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した」という罪で、懲役4年の実刑判決を言い渡され、罰金2万元(約40万円)を科された。

 法輪功は善良になるように人々に教えている正法だが、中国共産党こそが生粋の邪教だ。中国共産党が80歳近くの年配者を劣悪な留置場に収容していることは、中共の邪悪な本質を伺い知ることができる。現在、樷さんは文登留置場に拘禁されている。

 樷さんは修煉する前、心臓病、頸椎椎間板ヘルニアを患い、首が動かず、話せなかった。もし、声を出して心臓を振動させると、すぐに意識不明になる。樷さんは数えきれないほどの回数で意識不明になり、心臓に重圧をかけられているように息苦しかった。

 病気で苦しんでいた樷さんは毎日泣いており、死んだほうがましだと常に思っていた。1997年、法輪功を学び始めて18日目、すべての病気が消えた。樷さんは「師父が私の病気を取り除いて下さり、人間のすべての言葉を用いて羅列しても、私の感謝の気持ちは表せません」と話した。

 2022年10月15、16日、樷さんは広場で煉功を堅持していたとして、国内安全保衛部門の警官らに連行され、家宅捜索を受け、栄成留置場に収容された後に文登留置場に移送された。その間、血圧がずっと高い状態だった。

 2022年11月18日、家族が1万元の保証金を支払った後、樷さんは裁判待ちの形で一時、解放されて帰宅できた。

 1999年7.20以降、樷さんは法輪功を堅持していたとして何度も連行された。2000年、警官が4回にわたって家に来て嫌がらせをした。2006年8月、路線バスで法輪功迫害の実態を話したとして連行され、23日間身柄を不当に拘束された。2008年6月、銭湯の受付の人に法輪功迫害の実態が書かれた小冊子を渡したとして通報され、その後連行され、家宅捜索を受けた。それ以降、さらに3回も連行された。樷さんの遭遇は、この残酷な迫害の下での氷山の一角である。

 (责任编辑:李清)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/24/458071.html)
 
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