四川省西華師範大学の女性教師に懲役2年を宣告
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 【明慧日本2023年3月29日】四川省南充市順慶区裁判所は今月17日、現地の西華師範大学の女性教師で法輪功学習者・陳平さんに懲役2年の実刑判決を宣告した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが1999年以来、中国共産党(以下、中共)によって迫害されている。

 消息筋によると、当日、順慶区のある社区(一定範囲の住宅区)の中共の管理機関の公人が電話で陳さんに「ちょっと来てくれない?」と呼んで、陳さんは応じて行ったところ、すぐに連行され、裁判所の公人に懲役を宣告された。陳さんの家族は陳さんに面会するのを申し出たが中共当局に拒否され、しかも「弁護士を雇ったら弁護士と共に逮捕するぞ」と脅された。

 事件の経由

 2020年7月26日、陳さんは人々に法輪功迫害の実態を伝えていた際、中共の洗脳教育に騙された2人の中学生に通報され、その後駆けつけてきた警官らに連行された。中誠派出所で、10数人の警官らがこの女性教師に暴力を振るった。束縛衣に入させられ、交代制で尋問され「飢餓」と「冷凍」の方式で自白を強要されるなどの拷問を受けた。翌日夜、陳さんはやっと解放されて帰宅できた。しかし、住宅監視の処罰になった。

中共酷刑演示图:约束衣

中国共産党による拷問:拘束衣

 半年後、警官らは陳さんの書類を検察庁に提出した。17カ月後、書類は裁判所に回っていった。

 消息筋によると、2022年4月21日、順慶区裁判所で法廷審理の際、陳さんを罪に陥れるように、区公安局、区検察庁が結託して作った多くの偽の証拠やサインを出した。途中休憩の時、公安、検察、裁判所三機関の担当者らがドアを閉めて長い時間をかけて企て、最後に、ドアを開けた途端、すぐに休廷を宣告した。

 裁判所は「法廷の審理は公開で行う」と宣告したが、実際、傍聴を許可されたのは陳さんの両親と夫だけで、実妹、実弟などの家族は裁判所の外に止められた。現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官、社区の公人、師範大学の政治指導員及び警備員などが傍聴席に座った。裁判所の外で多くの国保の警官が散見していた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/22/458017.html)
 
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