【明慧日本2023年4月3日】江蘇省蘇州市在住の法輪功学習者・趙清香さん(40歳女性)が、2022年11月中旬、法輪功への信仰を理由に黄埭第四拘置所に1年以上不当に拘禁された後、当局に懲役3年3カ月の不当な判決を宣告された。現在、趙さんは別の刑務所に移送されているが、当局は趙さんの家族に趙さんの居場所を知らせていない。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
趙さんは、2013年6月に法輪功を学び始めた。趙さんは、法輪功を学び始めて自分は心身ともに若くなり、穏やかで思いやりのある人間になったと信じている。
2021年11月3日午後、趙さんは法輪功迫害の事実に関する情報資料を配布していたところ、通報されて、蘇錦派出所の警官らに連行された。10人以上の私服警官が趙さんの家を家宅捜索した。趙さんの100冊を超える法輪功の本、法輪功迫害の事実に関する小冊子、携帯電話、パソコンなどが押収された。家宅捜索は午後から夜9時まで続いた。
趙さんの家族は警察に押収品リストを要求したが拒否された。警察が彼らに出した拘留通知には、日付が間違っており、法輪功について直接言及されていなかった。代わりに、警察は趙さんが法輪功についての情報を広めたとして拘束した。
家宅捜索の後、趙さんは蘇錦派出所で夜通し取り調べを受けた。警察は趙さんをそこで2日間拘束した後、検疫施設に連れて行き、黄埭第四拘置所に連れて行かれる前に2週間拘束した。
趙さんが法輪功を放棄することを拒否したため、拘置所の刑務官は趙さんを金属製の椅子に固定して、睡眠を奪い、飲食を禁じた。
趙さんが1年以上拘禁されている間、趙さんの弁護士は、オンラインを通じて、趙さんと4回会話することを許可された。オンラインでの会話は看守によって厳重に監視された。
警察はその後、趙さんの案件を呉江検察庁に提出し、その後、趙さんを起訴し、呉江裁判所に訴訟を移した。
趙さんは2022年7月初旬に法廷に出廷した。裁判官は11月中旬に趙さんの弁護士に趙さんの判決を通知した。現在、当局は趙さんの家族に趙さんの居場所を知らせていない。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)