山東省の裁判所 高額の懸賞金で荘淑花さんを不当に指名手配
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 【明慧日本2023年4月3日】山東省煙台市龍口市の法輪功学習者・荘淑花さん(88歳女性)は2019年顧客に法輪功の素晴らしさを伝えたとして、地元法曹機関による迫害を受け、その後放浪生活を余儀なくされた。龍口市裁判所は荘さんに対して指名手配し、毎年の懸賞額を上げ、今は4万元(約80万円)にのぼった。

 荘さんは龍口市東江街道の徐家村に在住。かつて血小板異常、眼底出血、尿毒症、多発性嚢胞腎などの多種の病気を患い、長年の治療を受けても治らなかった。法輪功を学んでから「真・善・忍」の教えに従って自ら律し、全ての病気は完治した。1999年中国共産党による法輪功への迫害が始まってから、荘さんは法輪功を学んでいるとの理由で何度も迫害をうけ、洗脳班労働教養所で拘禁されたことがある。

 2019年1月19日、荘さんは、自営で手作り餃子店である若者に、名医でも治らなかった病気が法輪功を学んで完治し、今元気で生きている実体験を話し、お守りを贈った。しかし、若者は警官に通報し、当日の午後1時ごろ、市東江派出所の警官・趙明などは餃子店に侵入し、荘淑花さん、刁春鳳さん、林秋香さん、王玉珍さん4人の身柄を拘束し、家財を押収した。荘さんは身体検査が基準に満たなかっため、保釈され、ほかの3人は5日間拘束された。同年5月9日、市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)は法律実施を破壊したという罪で、荘さんを検察庁に起訴した。市裁判所は同年7月19日に荘さんに裁判を開く予定だった。迫害から逃れるため、荘さんは放浪生活を余儀なくされた。

 市国保は荘さんを捕まえるため、多くの者を派遣して1年以上経っても何も結果がなかった。2020年10月22日、市裁判所は地元のアプリで1万元(約20万円)の懸賞金をかけて荘さんを指名手配し、手配令を荘さん宅の入り口と近くの街道に貼り付けた。

 2020年12月11日、市裁判所は再び荘さんを指名手配し、懸賞額を3万元(約60万円)に上げた。

 2023年3月20日、市裁判所は懸賞額を4万元(約80万円)に上げた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/29/458255.html
 
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