11年間冤罪を受けた広東省・呉海波さんに再度懲役5年
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 【明慧日本2023年4月13日】広東省湛江市霞山区の法輪功学習者・呉海波さんは不当に労働教養を強いられ、実刑判決を言い渡されて計11年間拘禁され、多種多様な拷問を受けた。2022年3月、呉さんは再度不当に連行され、今月24日に不当に懲役5年の実刑判決を言い渡され、罰金5千元(約10万円)を科された。

 呉さんは1965年に生まれ、大学を卒業した。元湛江市外加剤製薬会社の技術者であり、霞山区に在住。法輪功を修煉する前、呉さんは十二指腸潰瘍や鼻炎など長期間の治療にもかかわらず、病気は持続していた。1996年初、呉さんは法輪功を煉り始め、暫くしてすべての病気が消えた。呉さんはそれから常に真・善・忍にしたがって自己を律し、真面目で責任を持って仕事を遂行し、家庭生活も和やかで幸せであった。

 1999年7月、中国共産党による法輪功への迫害が始まった後、呉さんは法輪功を堅持していたとして何度も迫害を受けた。2001年4~5月、警官らは2台の車に乗って、呉さんの勤務先に駆けつけて呉さんを連行しようとした。呉さんは同僚たちの助けによって逃げたが、放浪生活を余儀なくされた。同年末、呉さんは連行され、2年の労働教養を強いられた。呉さんは悪名高い三水労働教養所に拘禁され、そこで竹串を爪に刺されるなどの拷問を受けた。

酷刑演示:竹签扎手指

拷問のイメージ図:竹串を爪に刺される

 2007年4月、呉さんは再度不当に連行され、翌年1月、懲役4年の実刑判決を言い渡された。呉さんはずっと広東省陽江刑務所に拘禁され、2011年2月に刑期満了して解放された。

 2015年12月、呉さんは再び連行された。翌年4月、法輪功迫害の元凶・江沢民を告訴したとして、懲役5年の実刑判決を言い渡された。四会刑務所に拘禁されていた呉さんは、長時間、軍人と同じ姿勢でしゃがむことを強要され、睡眠を剥奪され、トイレに行くのを禁止され、罵られるなどの拷問を受けた。刑務官は受刑者らに指示して「お前が障害者になっても、何度も殴ってやる。治療して完治した後、もう一度お前を障害者にしてやるぞ」と叫んだ。呉さんは殴られて腕を折られ、手術で金属の板を装着された。呉さんは四会刑務所で5年間拘禁された。

 2022年3月5日、呉さんは再度不当に連行され、遂溪県留置場、湛江市留置場に次々と拘禁された後、先月24日に懲役5年の実刑判決を言い渡され、罰金5千元を科された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/2/458374.html)
 
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