長春市の閆麗娟さん、懲役3年6カ月の不当な判決に
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 【明慧日本2023年4月15日】吉林省長春市の法輪功学習者・閆麗娟さん(60)は、2022年10月24日の朝、二道区東盛派出所の関係者に自宅に押し入られ、身柄を拘束された。検察庁に起訴され、留置場で拘禁されている。家族が雇った弁護士の手続きが終わっていないのに、朝陽区裁判所は閆さんに懲役3年6カ月の不当な判決を宣告した。

 閆さんは長春市二道区吉盛コミュニティーに在住。以前心臓病を患い、箸も持てないほど手が震えていた。1998年に法輪功を学び始め、いつの間にか全ての症状が消えた。職場の健康診断で見つけた骨盤内腫瘤も消えた。気性が荒かった閆さんも穏やかになり、「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になることを目指している。

 2021年11月19日午後4時ごろ、二道区東駅派出所の警官らは閆さん宅に行き、身柄を拘束した上、法輪功の関連書籍数十冊、法輪功創始者の写真、パソコン(HDD以外は後日返還)などの私物を押収した。閆さんは葦子溝拘置所で10日間拘束され、11月30日に第四留置場に移送されたが、健康診断で基準に達していないため、入所しなかった。そのため、派出所は家族に保釈の書類にサインをさせ、12月3日に帰宅させた。

 2022年10月24日の朝6時ごろ、二道区東駅派出所の警官らは保釈の期間終了を理由として閆さんを派出所まで連行した。閆さんは起訴され、第四留置場で拘禁され、11月7日、葦子溝に移送された。

 家族は期間中、何度も関係者に連絡してみたが、繋がらなかった。1カ月後、案件は朝陽区検察庁で起訴されたが、家族が検察庁に電話しても繋がらなかった。

 家族は裁判所が指定する法律援助の弁護士を断り、正義のある弁護士を雇ったが、司法局は困らせるために、承諾書、報告書など10以上の書類を渡した。弁護士が手続きをしている最中に、朝陽区裁判所は家族に知らせず、慌てて裁判を開いた。家族は裁判所に問い合わせたが、公示を確認していなかったことは自己責任だと言われた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/11/458687.html)
 
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