湖北省の李起幺さん 警官に騙されて刑務所に拘禁される
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 【明慧日本2023年4月18日】湖北省黄石市(こうせき/フアンシし)在住の法輪功学習者・李起幺さん(72歳女性)は、黄石港国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行され、拘禁された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 李さんは江蘇省に住む息子の家に2年間滞在し、孫の世話を手伝っていた。2022年10月初旬、黄石港国保の警官が李さんの息子に電話し、書類に署名するために、李さんを地元に連れ戻すように頼んだ。警官は、今回は李さんを刑務所に入れず、住居の監視下に置くだけだと約束した。警官は李さんの息子が従わなければ江蘇省に行って李さんを連行すると脅した。

 警官は李さんさんの息子を騙して、李さんを江蘇省の自宅から黄石市の自宅に送らせた数日後、拘置所に拘禁された後、湖北省の女子刑務所に移送された。李さんが裁判にかけられたことがあるかどうか、または李さんの拘禁期間がどれくらいかは明らかではない。

 2021年8月20日に、地元の法輪功学習者が李さんの家を訪ねていた。誰もドアを開けず、近くに私服警官もいたことから、学習者は李さんが連行されたのではないかと疑った。

 李さんの息子家族は江蘇省に住んでおり、学習者は近くに住む李さんの親戚に連絡を取った。親戚が数日後にやって来て、李さんの家のドアを開けた。李さんの家の中がめちゃくちゃで、法輪功の書籍や資料がすべてなくなっているのを見て、親戚はショックを受けた。李さんの隣人は、2021年8月20日の早朝、10人以上の警官が李さんの家に押し入り、家宅捜索を行ったと話した。

 法輪功を放棄する声明の署名を拒否したため、李さんはホテル内の洗脳班に拘束された後、黄石市第一拘置所に移送されたことが後から確認された。

 連行前の李さんの体重は約60キロだった。しかし、李さんが2021年12月25日に解放されたとき、李さんの体重は35キロしかなかった。李さんの息子は、李さんと一緒に暮らすために江蘇省に連れて帰ったが、2年後、李さんは再び連行された。

 李さんは以前、法輪功を実践する権利を守ったために何度も強制収容所と刑務所で服役しているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/24/458074.html)
 
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