【明慧日本2023年4月21日】広東省広州市在住の法輪功学習者・李愛民さん(55歳男性)は2023年3月31日、法輪功を信仰していることを理由に開廷される予定だった。李さんの息子の法輪功学習者・李德生さん(22歳男性) は、法輪功を実践しているとして懲役4年の不当判決を宣告され、5000元の罰金を科された。その後、広東省北江刑務所に拘禁さている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
2021年6月21日、李德生さんは1元札30枚と10元札3枚を店で両替した。店主の朱は、紙幣に法輪功迫害の事実に関する情報が印刷されていることを知り、通報した。その結果、3日後の6月24日に、李さんは海珠区華洲派出所の警官らに連行され、家も家宅捜索された。李さんの法輪功の書籍、コンピューター、プリンター、携帯電話、USB、法輪功迫害の実態が書かれた紙幣などの私物が押収された。
朱は後に、海珠政治法務委員会が後援する地元の協会から6000元の報酬を受け取ったという。
李德生さんは、まず華洲派出所に連行され、その後海珠区拘置所に拘禁された。李さんに対して不当な逮捕は、2021年7月26日に海珠区検察庁によって許可された。
海珠地方裁判所は、李さんに懲役4年の不当な判決を宣告し、5000元の罰金を言い渡した。李さんは2023年1月11日に北江刑務所に拘禁さている。
また李愛民さんは、息子と同じ日に連行された。李愛民さんは2021年7月22日に、海珠区拘置所に1カ月拘禁された後、保釈された。海珠区裁判所は当初、2022 年7月28日に李さんの案件の審理を予定していたが、コロナウイルスにより、2023年3月31日に延期された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)