黒竜江省五常市の趙慶平さん 懲役6年の不当な判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年4月22日】黒竜江省ハルビン五常市の法輪功学習者・趙慶平さん(51歳女性)は2022年7月19日夜、身柄を拘束された。最近、ハルビン市阿城区裁判所に懲役6年、罰金2万元(約40万円)の不当な判決を宣告され、趙さんは上訴するという。

 趙さんはハルビン華雨製薬グループの元職員で、五常市沖河鎮に在住。1997年から法輪功を学び始め、中国共産党による法輪功への迫害が始まってから、一度中止したが、2003年に再開した。

 2022年7月19日の夜8時過ぎ、趙さんと姑は自宅で警官に身柄を拘束され、家財を押収された。姑は当日夜に解放されたが、趙さんはハルビン市に送られ、その後、五常市検察庁に逮捕状を発布された。

 情報によると、五常市小山子鎮派出所は連行行動を発動したという。趙さんの姑とほかの学習者は街で法輪功の無実が書かれた資料を配布していた際、当派出所の警官に見つけられ、尾行された。趙さんの姑は日ごろ、末っ子の家に住み、崇仁派出所の管轄になる。小山子鎮派出所は、崇仁派出所に趙さんの姑を尾行するように頼んだ。崇仁派出所の所長・趙強は啓智派出所の警官と結託し、7月19日夜、趙さん宅に侵入し、趙さんと姑の身柄を拘束した。このように、連行行動は小山子鎮派出所、崇仁派出所、啓智派出所の3カ所が加担した。

 2023年3月13日、趙さんは阿城区裁判所により裁判が開かれ、弁護士は法輪功が中国で合法であること、法輪功の書籍や印刷物も合法である、押収されたものは合法の私物であるなど根拠強い無罪弁護をし、趙さんの解放を求めたが、当日判決は出なかった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/20/459012.html)
 
関連文章