広州市の潘恵玲さん(76)に懲役5年の実刑判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年4月23日】広州市茘湾区の法輪功学習者・潘恵玲さん(76歳女性)は2020年7月、警官に連行された。洗脳班に入れられ、「転向」を強いられたが、屈しなかった。その後、潘さんは懲役5年の判決を言い渡された。

 潘さんは広州市茘湾区存善西街に在住で、若い頃から法輪功を学ぶ前まで、深刻な中耳炎、鼻炎で膿が出たり、ひどい胃炎や慢性大腸炎、腰椎間板ヘルニアなどの病気も患い、健康状態が悪かった。治療を受けても効果が出ず、自分の人生をとても悲観していた。1998年10月、潘さんは幸運にも法輪功に出会って学び、広州市茘湾湖公園で集団煉功に参加し、数十年も苦しんできた病気が気づかないうちに消え、体が軽快になった。周りの人がこのことを目の当たりにし、「法輪功は素晴らしい」と言った。

 潘さんは元々、人と争う性格ではなかったので、品格が良いと言われていた。法輪功を学んでからは、「真・善・忍」に従って自分を要求し、常に親切に人に接し、寛容な心を持ち、人気者になった。

 法輪功は、生命双修の功法であり、病気治療や健康保持に並はずれた効果がある。同時に、人々の道徳の向上と社会の精神文明を促進することができる。しかし、このような優れた功法が、1999年7.20、共産党の江沢民グループによって、捏造された嘘で中傷され、残酷に弾圧された。法輪功学習者は、人々に迫害の真実を面と向かって伝えたり、法輪功の資料を通して伝えたりした。

 2001年10月31日、潘さんは、茘湾区多宝路で法輪功迫害の真実が書かれた資料を配布したが、多宝路派出所の警官に連行され、手錠をかけられて茘湾区留置場に入れられた。3カ月間拘禁された後、2年の労働教養処分を科され、教養所に拘禁され強制労働を強要された。

示意图:中共监狱中的奴工迫害

イメージ図:強制労働の様子

 2010年5月12日、潘さんは、広東省佛山市黄岐鎮の道端で法輪功迫害の真実の資料を配布したとして、警官に黄岐派出所に連行され、手錠をかけられたまま南海留置場に送られた。9カ月間拘禁された後、懲役3年3カ月の不当判決を宣告されて広東女子刑務所に送られた。刑務所で強制労働をさせられ、麻薬犯、売春犯などの受刑者に監視された。潘さんはその間、3年9カ月の給与の合計4万6200元を差し引かれた。

 2020年7月14日、人に法輪功の真実を伝えたとして、潘さんは白雲区の警官に連行され、広州市第一留置場に拘禁された。その後、5年の懲役を言い渡されたという。

 2022年に明慧ネットの報道によると、広東省で72人の法輪功学習者が不当判決を下され、少なくとも28人が連行、起訴、裁判を受け、43人が拘束・拘禁(洗脳班を含む)をされ、3人が迫害でこの世を去った。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/12/458723.html)
 
関連文章