河北省の法輪功学習者4人に、不当に懲役刑を宣告
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 【明慧日本2023年4月24日】(河北省=明慧日本)河北省承徳市の法輪功学習者(以下、学習者)・韓立萍さん(71歳女性)、柏淑琴さん(69歳女性)、馬興乃さん(77歳男性)、劉燕さん(50代女性)は2023年1月19日、同市双橋区裁判所に不当に判決を受けたことが分かった。

 2022年7月21日、4人の学習者が承徳市公安局双橋分局政保大隊の警官に連行された。2022年8月19日、彼らの家族が逮捕状の通知を受けた。2023年1月19日、承徳市双橋区裁判所は韓さんに懲役5年、罰金5千元(約10万円)、柏さんおよび劉さんに懲役1年2カ月、罰金4千元(約8万円)、馬さんに懲役6カ月の実刑判決を宣告した。

 なお、馬さんは1月21日に帰宅したという。韓さんと柏さんは控訴し、まだ承徳留置場に拘禁されている。

 韩さんは何度も中国共産党(以下、中共)の人員に連行・監禁され、労働教養を受け、懲役刑を受けた。2001年5月、労働教養2年を受け、高陽労働教養所で拷問を受け、医師の周燕に何度もスタンガンで電気ショックを加えられ、解放された後2年間働けなくなった。2008年1月30日、新唐人テレビのアンテナのセッティングに行ったため、興隆県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行された。同年11月4日、興隆県裁判所から懲役4年の実刑判決を言い渡され、鹿泉市女子刑務所で拷問を受け、歯を抜かれ、殴られて意識を失った。韓さんはボイラー工場の定年退職者で、現役時代に社会保険料を支払い、2002年8月に退職し、毎月年金を受け取ってきた。しかし、2020年8月以降、社会保険局から経済的な迫害を受け、理由もわからず年金の支給を停止されている。

 柏さんも労働教養を受け、懲役刑を言い渡された。2000年、北京に陳情に行き、労働教養2年を受け、保定高陽女子労働教養所に拘禁された。夫が急死した際、柏さんは何度も家に帰りたいと言ったが、労働教養所は柏さんが家に帰ることを許可せず、柏さんは夫の最期に会うことができなかった。学校を中退した息子だけで父親の葬儀を行った。2009年4月24日、柏さんは警官に連行され、家宅捜索され、承徳県留置場に拘禁され、その後、河北省女子刑務所に移送された。懲役期間は不明である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/13/458755.html)
 
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