広州中等裁判所、学習者4人に不当判決を維持
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 【明慧日本2023年4月28日】(広東省=明慧記者)広州市海珠区裁判所は2022年7月、法輪功学習者(以下、学習者)の童雪升さん(41歳男性)、孫秀麗さん(50歳女性)、張永梅さん(58歳女性)、麦康林さん(29歳男性)に不当な判決を宣告した。童さんは懲役4年、罰金1万5千元(約30万円)、孫さんは懲役4年、罰金1万5千元(約30万円)、張さんは懲役3年、罰金1万(約20万円)、麦さんは懲役2年6カ月、罰金5千元(約10万円)を科された。その後、学習者4人は控訴した。2023年1月9日、広州中等裁判所は原判決を維持した。

 童さんは福建省三明市清流県出身。1997年9月、当時13歳の童さんは、集美軽工業学校で勉強しながら、法輪功を修煉し始めた。1998年9月、天津軽工業学院に入学した。中国共産党が法輪功を迫害した後、2000年に童さんは「真・善・忍」の教えを貫いたため、退学させられ、拘束された。2001年、17歳の童さんは連行され、儒江労働教養所で1年間の労働教養を科された。2005年、21歳の童さんは懲役4年の実刑判決を言い渡され、閩西刑務所に連行され、迫害を受けた。

 孫さん、黒竜江省肇東市出身。2020年7月3日午前、連行された。

 張さん、黒竜江省東寧県出身。

 麦さん、広東省呉川市出身。

 2020年7月3日、学習者4人は法輪功の資料を制作し、配ったとして、広州市公安局天河分局棠下派出所の警官に連行され、広州市天河留置場に拘禁された。8月8日、逮捕状を発布された。10月29日、4人は広州市海珠区検察庁に移送された。海珠区検察庁は、証拠不十分であるとして2度にわたり訴えを取り下げ、天河区公安分局にいわゆる「証拠」の補充を依頼した。2021年2月8日、天河区公安分局は4人を3度目の検察庁に移送した。11月2日、海珠区裁判所は4人を裁判にかけ、2022年7月に懲役刑を宣告した。4人は控訴した。2023年1月9日、広州中等裁判所は原判決を維持した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/21/459037.html)
 
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