【明慧日本2023年5月1日】カナダ・ケベック州の一部の法輪功(法輪大法)学習者は4月22日午後、モントリオールでパレードを行い、平和的で理性的な反迫害24周年を記念した。
4月22日、カナダ・ケベック州の一部の法輪功学習者がモントリオールでパレード |
1999年、1万人の法輪功学習者が北京の国務院陳情局で、不当な扱いを受けたことに対して信仰の自由と権利を要求した。暴政と強権に直面して、法輪功学習者の平和で理性的な姿が、世界の注目を集め高い評価を得た。
4月22日午後、法輪大法天国楽団と、横断幕のチームがパレードを構成した。午後2時、パレード隊はモントリオール市キャボットスクエアを出発し、市中心の賑やかな商業施設があるカトリーヌ通りを行進した。終点のチャイナタウン街の中山公園に到着後、学習者は集団で煉功し、集会を行った。
4月22日、法輪功学習者がモントリオールでパレードを行い、平和的で理性的な反迫害24周年を記念した。写真はカトリーヌ通りを行進しているパレード隊 |
道中、多くの民衆が足を止めて注目し、人々は写真を撮り、ビデオを撮り、拍手したりした。また、ある人は恭しく合掌してパレード隊にお辞儀した。
人権活動家「カナダ政府は傍観してはいけません」
公共政策コンサルタント、人権活動家、前市長無所属の立候補者のワイルド・ジュールさん、法輪功学習者の反迫害を支持した |
モントリオールの前市長無所属の立候補者で、公共政策コンサルタント(訳注:政府機関において、政策に関するアドバイスや指導をする専門家)、人権活動家のワイルド・ジュールさんは、かつて学習者の真相伝えを聞いたことがあると言い、この事の研究を進めていたと言う。彼は、法輪功は平和な修煉団体であり、中共の迫害に遭っている事に対して、カナダ政府は傍観するべきではないと言った。
ジュールさんは、「中共による統治下で中国に何か起きても、多くの人が真実の状況を知らず、中共による生体臓器収奪(臓器狩り)は、ウイグル人だけでなく、更に多くの法輪功学習者が被害に遭っています」と言った。
彼は、「共産党は全体主義(訳注:国家が個人の自由や権利を抑圧し、国家指導者があらゆる面において絶対的な権力を持つ政治体制)であり、人類に反しており、邪悪であり、その存在を継続させる理由はありません。私は彼ら(法輪功学習者)が反迫害を堅持していくことを支持し、望んでいます」と言った。
モントリオール市民「あなた達が堅持していくことを願います」
モントリオールの銀行に勤めるジョーさんと、妻のトウさんは、パレードを見てとても喜んでいた。ジョーさんは、「このパレードは、人々に中国で発生している迫害を知らせています。私は彼らを支持し、彼らが信仰の自由を勝ち取ることを支持しています」と言った。
モントリオールの銀行に勤めるジョーさんと、妻のトウさん 法輪功のパレード隊の美しさを称賛した |
ジョーさんは、かつて法輪功のドキュメンタリー映画を見たことがあると言い、学習者が真・善・忍を信仰していることを知っており、「彼らのパレードは他とは異なり、とても良いエネルギーがあり、とても美しい」と言った。ジョーさんは、法輪功が中共による残酷な迫害を受けているが、カナダ政府はこの事で尽力していないと言い、「私は彼らに協力し、この世界が更に良くなることを望んでいます」と言った。
トウさんは、「私はこの団体が好きです。彼らはとても平和で、音色、色彩、全てが美しく、リズミカルで、1人1人足並みが揃っています」と言った。
金融業界で働くダニエルさんは、パレードがとても美しく、心地良い色彩で、また伝える情報は正しいと言った。続けて彼は、法輪功とは何かを尋ねて詳しく知った後、彼は「彼ら(法輪功学習者)が信仰の精神を持つことで、中共がこの団体を取り除こうとしているのは、とても悪いことです。彼らの(反迫害)は非常に正当で、非常に良いです」と言った。
金融業界で働くダニエルさん(右)と家族は、法輪功学習者に支持を表した |
ダニエルさんの妻のアシザさんは、「パレードの気風は大変穏やかで、彼らのチームは本当に良いです」、「彼らの(反迫害)行動はとても正しく、勇敢で、彼らがそれを継続し、たゆまず堅守すれば、成功するでしょう」と言った。
フランス語教科書の編集者のサンオンジュさんは、道端でパレード隊を見かけて拍手を送った。「パレード隊を見てすぐに、私は心の中で、彼らは本当に勇敢だと思いました。私は知っていますが、中国人が中共に何かを抗議するのはとても難しいことで、あそこで多くの悲しい迫害が発生しているのです」と言った。
フランス語教科書の編集者のサンオンジュさんは、パレードを見てから「私は更に法輪功を知る必要がある」と言った |
彼女は横断幕に書かれている「中共による法輪功学習者の臓器収奪を制止仕様」を見て、震えあがった。「ああ、とても恐ろしいです。私はずっと臓器収奪が起きていることを知りませんでした」と言った。
彼女は「私は更に法輪功を知る必要があります。このパレードはとても重要で、私は人々が皆このパレードを見に来ることを望んでいます」と言った。
法輪功学習者の代表「4.25平和陳情は歴史の記録」
モントリオールでの記念活動の協調人である李さんは、「中華民国の歴史上、暴政に直面した時、人民は耐え忍ぶか、立ち上がるかでした。1999年に法輪功学習者は、4.25平和陳情を行い、いかにして善をもって悪に面するかの、模範を樹立しました。4.25平和陳情は、歴史の記録となり、未来の人に一つの見本を残したのです」と言った。
ローレンシャン地区から駆け付けたジュヌヴィエーヴさん |
ローレンシャン地区から駆け付けたジュヌヴィエーヴさんは、2000年に法輪功を修煉し始め、すでに23年である。彼女は「4.25は歴史上で一つの重要な日です。今日のパレードには、シェルブルック、エストリなどのケベック各地区、および各国で皆法輪功をしている人がいます。私たちはパレードを通して、道行く人々に法輪功とは何かを知ってもらえることを希望します」と言った。