遼寧省の潘晶さんが刑務所に拘禁される
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 【明慧日本2023年5月2日】遼寧省丹東市在住の法輪功学習者・潘晶さん(女性)が、2022年9月19日、中共当局に連行され、10月19日に振安区裁判所に懲役3年の不当判決を言い渡された。2023年2月21日に遼寧省女子刑務所に拘禁されている。潘さんは判決を不服として控訴したが、高等裁判所は原判決を支持する判決を下した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 潘さんが2023年2月21日に刑務所に入れられる前、家族は拘置所に面会することを許可されていた。潘さんの家族は、迫害に抗議するために2022年12月からハンガーストライキを行ったため、潘さんは非常にやせていたと言った。潘さんは2人の受刑者に運ばれ、鼻に栄養チューブが挿入されていた。

 潘さんの母親が2022年12月31日に亡くなったことを、潘さんの家族は潘さんに伝えていなかった。

 2021年9月3日、潘さんは母親(89歳)の誕生日パーティーを開いていたところ、突然、丹東国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、振興公安支局、永昌派出所、頭道派出所の7人の警官が押し入り、潘さんを連行した。また、潘さんの自宅に招かれてきた法輪功学習者4人も連行された。警察が振安区検察庁に潘さんの案件を提出した直後、検察庁は証拠不十分として潘さんの案件を差し戻した。9月17日、潘さんは保釈された。

 1年後の9月16日、潘さんは、警察が再び振安区検察庁に案件を提出したことを知らされた。その4日後、潘さんは振安区裁判所から起訴されたことを知らされた。

 2022年9月19日に拘禁され、10月19日に振安区裁判所で裁判にかけられた。審理中、裁判官は潘さんの弁護を遮ってこう言った。「法輪功を放棄すれば、刑を軽くしてあげます。そうしますか?」

 潘さんは「法輪功は私に健康を与えてくれて、社会にも有益です。それのどこが悪いのでしょうか?」と答えた。

 潘さんは審理後、丹東市拘置所に再び連行された。

 潘さんは現在、刑務所の第12監獄区に拘禁されている。この監区は強制的に法輪功学習者の信仰を放棄することを目的とした残忍な拷問を実施している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/9/457554.html)
 
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