遼寧省の斉素梅さん 凌海検察庁に起訴される
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 【明慧日本2023年5月4日】遼寧省黒山県の斉素梅さん(64歳女性)が、2023年3月1日に市場で人々に法輪功迫害の事実について話していたところを通報された。警察は斉さんを錦州市拘置所に連行した。斉さんは高血圧のために入所しなかった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 斉さんは2023年3月21日に黒山県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に行き、国保の隊長・王震にこれ以上法輪功への迫害に参加しないように説得しようとした。 王は聞く耳を持たず、斉さんを凌海市(りょうかいし)検察庁に連れて行こうとした。斉さんは警備室で座っていた椅子にしっかりとつかまり、警官は斉さんを動かすことができなかった。1時間その状態の後、警官らは斉さんを家に帰らせた。

 3月27日、王と検察庁の数人の警官が斉さんの自宅に嫌がらせに来て、一緒に公安局に行って質問に答えるよう告げた。斉さんは彼らを家に入れることを拒否した。警官らは窓の外(一階)で、斉さんに質問したが、斉さんは答えなかった。斉さんの息子は警官らに、脳卒中患者である父親は彼らに恐怖を感じて震えており、父の状態が悪化した場合、彼らは責任を問われるだろうと述べた。警官らはすぐに立ち去った。

 4月3日、凌海市裁判所の2人の人員が国保の警官と一緒に斉さんの自宅に来た。裁判所の人員は「あなたは凌海検察庁に起訴され、今日、あなたに召喚状を渡します」と告げた。斉さんは彼らに、「私は法律に違反していません」と言った。「裁判官があなたに判決を下した後、あなたは犯罪者になります」と裁判所の人員は斉さんに言って帰った。

 斉さんは1998年10月に法輪功を学び始めた。斉さんの病気の多くはその後すぐに消えた。1999年7.20、共産党政権が法輪功に対して迫害を発動した後、斉さんは法輪功の修煉をあきらめることを拒否したため、斉さんは何度も当局に迫害されていた。警察は、2008年の北京オリンピックの期間中、斉さんの家を家宅捜索した。警官は斉さんを労働収容所に拘禁しようとしたが、身体検査の結果が基準に達していなかったため、斉さんは入所しないで、釈放された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/18/458937.html)
 
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