「ご無事で」のチラシを配布した77歳女性に懲役6年6カ月
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 【明慧日本2023年5月4日】洛陽市の楊梅さん(77歳女性)はコロナウイルス蔓延期間中に「ご無事で」というチラシを配布したとして洛陽市澗西区裁判所により懲役4年の実刑判決、罰金1万元(約20万円)を言い渡された。そして、2020年8月に楊さんは懲役3年6カ月、罰金8千元(約16万円)の実刑判決を科され、合わせて2回の判決で合計6年6カ月になり、罰金1万8千元を科された。楊さんは上述の判決を不服として控訴を提出した。

 楊さんは洛陽市澗西区世紀華陽小区に在住。以前、楊さんは全身病気だらけだった。法輪功を修煉した後、全身の病気が治り、ここ二十数年来、楊さんは薬を飲んだこともなく、病院にも行ったこともなく、多くの医療費を節約できた。楊さんは真・善・忍にしたがってより良い人を目指しており、村では有名な善人である。

 2019年7月29日、楊さんは自宅に来ていた法輪功学習者(以下、学習者)数人と一緒に法輪功の書籍を勉強し各自の修煉体験を交流していた際、突然押し入ってきた現地の警官十数人により家宅捜索をされ、連行され、身柄を拘束された。

 同年11月22日午前、楊さんは澗西区裁判所により開廷された。当局は印刷した文を読み上げた後、「罪を認めるか?」と楊さんに質問した。楊さんは「私は無罪です。法輪功を修煉して道徳水準が上がり、より良い人を目指し、全身の病気も治りました」と答えた。楊さんは法輪功についての真実をずっと語っていたが、当局の人員らは聞く勇気がなく、「簡略に、もっと簡略にして」と楊さんの発言を短くさせた。数多くの警察官が傍聴していたが皆黙っていた。最後に、裁判官は「裁判待ち」という口実を使って裁判を早々に終わらせた。裁判の時間は20分もなかった。

 2020年4月17日、楊さんは外出してポスターを貼った際、中国共産党(以下、中共)の虚言に騙された人に通報され、駆けつけてきた現地派出所の警官らに連行され、家宅捜索をされた。警官らは楊さんの自宅で見つけた『轉法輪』2冊、経文数冊、カレンダーなどを押収した。

 同年8月13日、裁判所は楊さんに懲役3年6カ月、罰金8千元の判決状を届け、収監しようとしたが、身体検査の結果が基準に満たないとして留置場に受け入れを拒否された。

 2022年8月29日夜、楊さんは「ご無事で」というチラシを配布したとして再度連行され、起訴され、前回の判決と合わせて計懲役6年6カ月、罰金1万8千元を科された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/27/459264.html)
 
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