「4.25」陳情を知って法輪大法の修煉を始める
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  【明慧日本2023年5月8日】(台湾=明慧記者)1万人以上の法輪功学習者(以下、学習者)が1999年4月25日、北京の国務院陳情所へ陳情に行き、当局に対して天津市で不法に逮捕された学習者の釈放、学習者に合法的な煉功環境を与えるように求めました。この陳情は騒音や通行妨害がなく、学習者たちが歩道に立って静かに読書や煉功を行う姿が見られ、陳情終了後、立ち去るときは地面には紙くずなどのゴミは残されていませんでした。

 「4.25」の翌日、この出来事は台湾の新聞で大きく報道されました。多くの人は、「この団体の素質は本当に高い。中国の未来への希望が見える」と話しました。そして人々は煉功場所を探し始め、「中国共産党が良くないと言っている法輪功は、きっといい功法であることに違いない!」と考えていました。 そのときから、多くの人が次々と法輪功の修煉を始めたのです。

 紆余曲折の中で正しい道を求め、嬉しいことに「真・善・忍」の実践を始める

图1:许美惠在家中阅读《转法轮》。

自宅で『轉法輪』を拝読する許美惠さん

 学習者による「4.25」陳情は、台湾テレビの昼のニュースで放送された後、『中国時報』は4月28日、紙面の1ページを使って特別報道をしました。記事では1万人が陳情したほか、法輪功の最高指導原則である「真・善・忍」を紹介し、および深センにおける2,000人以上の学習者の集団煉功の場面や、煉功が終わり立ち去る際ゴミを残さなかったことが報告されました。

 28日の当日、民間企業で経理を担当する許美惠さんは、いつものように新聞を開き、やがて法輪功に釘付けになりました。彼女は「中国本土のあのような社会環境の中で、大勢の人が一斉に行動し、紙くず一つ残っていないなんて! そして管理されることもなく、参加するのも退去するのも自由、『そう、これは良い功法で、私も法輪功を実践したい!』」と思ったそうです。

 また美惠さんは、「中国共産党(以下、中共)は、人を懲らしめる​​​​​​ことを得意としており、無数の人を殺害していることも知っています。しかし、学習者たちは平然として、天下の大罪を犯す中共の怒りを買うようなその勇気に敬服しています。中共を反対する人たちは、きっと良い人です。まして彼らは真・善・忍を信奉しています。だから、あのように良い行動ができるのです!」と話しました。合理的な判断に基づき、彼女は法輪功に非常に高い評価を与えました。

 美惠さんは台北の友人に、問い合わせの手助けを依頼したのですが、半年経っても連絡はありませんでした。 彼女は仕方なく新聞社に電話し、学習者の電話番号を聞きました。電話を受けた学習者の提案は、「法輪功を修煉したいのであれば、まず『轉法輪』、『精進要旨』、『大圓満法』などの書籍を買って読むように」と勧められたのでした。2000年末、彼女は正式に新しい修煉の人生をスタートさせました。

 『轉法輪』を拝読した美惠さんは、とても感激し共感しました。振り返ってみると、彼女は過去に何度か宗教に希望を託したことがあったと話しました。しかし、いつも強制的に入信させられたようで、最終的には自分を天上の家に帰らせることができないと嘆いていたと話しました。「『返本帰真』が私の心を動かしたのです! 長年抱いていた疑念に答えてくれたのです」と言いました。

 2001年、美惠さんは「法輪大法の九日間セミナー」に参加し、グループ学法と煉功で心身を鍛え、長年の空虚感と別れを告げ、いっぱいの喜びに満たされたと言いました。

 美惠さんは、かつて会社で経理を担当していたとき、上司がいつも大きな声で、しかも常に声を張り上げて話していたため、圧迫感を感じ、そのため、常に腹痛に襲われていたと振り返りました。しかし、 修煉後は言動に衝突が生じたときは、「まず自分がなぜこのトラブルに遭遇したのか自問しました。根本的な原因を見つけ、努力してそれを覚えるようにすると、次第に苦しくなくなったと言いました。なぜなら、自分の心の中に真・善・忍があり、内に向けて探す威力を感じることができたからです」と話しました。

 世の中を幾度となく探し、佛になれる修煉の道を見つける

图2:二零二零年五月,李秀卿参加法轮大法学员纽约排字活动。。

2020年5月、法輪大法学習者のニューヨークでの人文字作りイベントに参加した李秀卿さん

 
1999年4月25日の学習者1万人規模の平和陳情は、中学教師である李秀卿さんに衝撃を与えました。 「法輪功とは何ですか? 法輪功の創始者は誰なのか? なぜ彼らは大々的に陳情したのだろう?」とテレビのニュース映像を見て、一連の疑問が彼女の脳裏をよぎりました。

 不思議なのは共産主義の高圧な監視下にある国で、信仰を理由に独裁的な無神論者と公然と戦っている団体があるとは? 秀卿さんは好奇心を抱きましたが、深くは調べようとしなかったのです。 なぜなら、秀卿さんには、伝統的な家族の信仰があったからです。しかし、現在の試練に直面し、煩わしい俗世の名・利・情に直面にしても、自分の心がまだ定まっていないことに気づいたのでした。

 秀卿さんは2001年の学期末、定期的に行われる教師会議で、彼女の向かいの同僚のテーブルに金色の『轉法輪』が置かれていることに気づきました。 「あっ! あなたも法輪功を実践しているのですか? その本を借りて読んでもいいですか?」と聞くと同僚は快諾し、さらに多くの資料も渡してくれました。 秀卿さんはついに、その本を拝読し始めたのでした。 その時、学習者の陳情から2年以上が経過していたのですが、彼女は再び見逃すことはなかったことを喜びました。

 「この本は本当に良い本です! その中の真・善・忍は、まさに世人の中で幾度となく探した真の経典です!」。『轉法輪』を読み終えた秀卿さんは、もし人生の中で真・善・忍を実践することでき、堅忍不拔の修養をするようになり、道徳と知恵が明晰となり迷うことはないのです。本を読み終えた翌日には、彼女は煉功場所を見つけ、座布団を持って煉功を学びに行ったと話しました。

 法輪大法を修煉する前の秀卿さんは、仕事や家事が忙しく、ストレスが日に日に増していき、自律神経失調症が深刻化していました。 睡眠障害が1年以上続き、彼女は苦しんでいました。漢方薬を服用していましたが、あまり効き目がなく、依然として改善されませんでした。ところで、彼女が煉功を始めて2カ月余りで睡眠障害は完全に治り、それ以後は眠りに入ると明け方まで眠れるようになりました。

 法輪大法の修煉を歩み始めた秀卿さんは、辛い経験を経て、法輪大法に出会った喜びと、患っていた不安障害症と別れを告げ、穏やかで自由の楽しさを経験することができました。 この間、彼女の父と義母は一日違いで亡くなり、二人の妹も病気で相次いで亡くなり、生、老、病、死の無常さを悟らせられました。 法輪大法のおかげで、彼女は傷心することなく、乗り越えることができました。

 「心性の昇華はすべての根源であり、ここから私は大法の殊勝さを感じ取ることができました」。秀卿さんは、大法を修煉した後、自省と内に向けて探すことを通じて、内在の自主的な機制が起動されたようで、危機的も無謀にコントロールを失ったり、事あるごとに夫に怒りをぶつけて冷戦に陥ることがなくなりました。

 20年以上にわたって佛法を学んでいる秀卿さんは、修煉は経典の知識に精通して論ずるのは重要ではなく、重要なのは日々の身体的な修行、つまり心を動かす一念、話し振りや立ち居振る舞いにあると言います。「真剣に取り組めば、これこそ生命を堕落させない昇華させ佛になれる道なのです」 と、李さんは深く自分に言い聞かせています。

 「4.25」テレビで目の当たりにして法輪功の修煉を始める

图3:官育真幸遇法轮大法,看透人生得失。

幸運にも法輪大法に出会い、人生の失と得を理解できるようになったという官育真さん

 官育真さんは台湾屏東県に住む一般の女性です。彼女は夫とともに洋服店を営み、7坪のスペースに家族6人で暮らしているのですが、彼女はそれを苦しいとは思わず、かえって喜びを感じています。 彼女は「私の心には大法があるから、人生の失と得を理解できるようになりました」と笑顔で話しました。

 育真さんは法輪大法と縁を結んで24年になりますが、そのきっかけは「4.25」が起きたことで、法輪功に出会い、人生の大きな決断をしました。

 育真さんは幼い頃から、生命の神秘に好奇心を抱いていました。キリスト教、道教から仏教まで、彼女は宗教的な信仰を頼りに住職に尋ねたのですが、それでも満足のいく答えは得られなかったのです。 「4.25」の数日前、彼女は夫と運動をするために公園に行き、体育館のそばに法輪大法の垂れ幕がかかっているのを見ました。そこで掃除をしている人がいて、その人は出家者で親切に挨拶してくれ、そして家で読むようにと、『轉法輪』を貸してくれたのでした。育真さんは1日で読み終え、自分が長年直面していた修行に対する疑問の答えを得ることができました。驚きと喜びに満ちていたのですが、しかし、仏教の教義に縛り付けられ、育真さんは『轉法輪』を置いたのでした。

 数日後、育真さんはいつものように忙しく仕事をしていたところ、テレビのニュースで突然、「4.25」の平和陳情が放映され、 彼女は1万人の陳情を見て不思議に思いました。「こんなに多くの人が道端に立っており、横断幕もなく、手に棍棒も持たずにただ静かに座っていたり立っている。これが本に書いてある法輪功なのだろうか?」。そして彼女は電話を取り、自宅近くの煉功場の責任者に電話をし、翌日には煉功場に行き、法輪功を習い始めたのです。

 育真さんは結婚して間もなくして、夫婦仲が悪くなり、ある宗派の人に誘われて、もうすぐ破局する夫婦仲の改善と、深刻な胃病を治すために、3年間北へ修行に行くことを決めていました。出発の前夜、彼女は再び法輪功の「4.25」の壮観な報道を目の当たりにし、「もう来なくていいです。私は自分の修行方法を見つけました」と、宗教の担当者に毅然と告げたと言いました。

 人生の重要な時期に、幸運にも法輪大法に出会い、師父が修煉の道を整えてくださったことに感謝している育真さんは、努力して真・善・忍という高い道徳基準を達成するために、自分に期待しているそうです。 現在、夫婦で大法を修煉しており、子供たちも正しい道を歩んでいます。その後、彼女の長年患っていた胃の病気が治ったのです。それ以来、彼女は医者にかかることはなく、一錠の薬も飲んでいないとのことです!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/27/459129.html)
 
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