【明慧日本2023年5月10日】(明慧記者・李静菲)4月最後の週末、神韻の八つの芸術団はそれぞれ、イタリアのミラノ、フランスのパリ、オーストラリアのシドニー、メキシコのモンテレイ、アメリカのメリーランド州のボルチモア、コネチカット州のスタンフォード、シカゴ南郊のユニバーシティパーク、アーカンソー州のリトルロックで同時に公演を開催した。ほとんど公演が満席で、一枚のチケットですら購入するのが難しい状況だった。
世界中の観客から、「神韻に心を奪われた」「神韻は神から人間への贈り物」「神韻は最高レベルの公演」と称賛された。 神韻は世界の中国人の間で高い名声が伝わり、ある中国からの移民は、「毎年神韻を観にきて、神韻を応援する」と言った。米国では多数の州議会議員が劇場に駆けつけ、その場で神韻芸術団に褒賞を贈り、地元に華やかな公演を届けてくれたアーティストに感謝した。
4月30日午後、神韻ニューヨーク芸術団は、イタリア・ミラノのアルチンボルディ劇場で第7回公演を行い、再び完売した。これにより神韻の今年度のイタリア6都市での30公演は成功裏に幕を閉じた(大紀元) |
4月29日夜、神韻国際芸術団は、パリのパレ・デ・コングレ・ドで再び満員の観客を迎えて公演を行った(大紀元) |
4月30日午後、神韻環球芸術団は、米国コネチカット州スタンフォードのパレス・シアターで5公演の最終公演を行い、全公演のチケットが完売した。写真は、4月29日の午後公演の様子(大紀元) |
4月29日午後、神韻新世界芸術団は、米国メリーランド州ボルチモアのヒッポドローム・シアターで公演を行った。写真はカーテンコールの様子(大紀元) |
4月30日午後、神韻北米芸術団は、ユニバーシティパークにあるガバナーズ州立大学パフォーミング・アーツ・センターで最終公演を行った。シカゴ地区の最終公演となり、チケットは完売した(大紀元) |
神韻のイタリアでの30公演は完売、ファッション業界のエリートも感服
4月30日午後、神韻ニューヨーク芸術団は、ミラノのアルチンボルディ劇場で第7回公演が行われた。これは神韻の今年イタリアでの最終公演でもある。神韻の1カ月間にわたるイタリア6都市での全公演は、チケットが公演前に完売した。
4月30日午後、神韻公演を鑑賞したイタリアのアパレルメーカーでシニアグラフィックデザイナーを務めるマリレーナ・ヴェルデリオさん(中央)と友人たち(大紀元) |
マリレナ・ヴェルデリオさんは、イタリアのアパレルメーカーでシニアグラフィックデザイナーとして活躍している。彼女と友人たちは、4月30日の午後、神韻のミラノでの公演を鑑賞した。「私は完全に魅了されました。本当に魅力的で、衣装が本当に美しかったです! 衣装の生地は繊細で柔らかく、ダンスの動きに合わせて漂っていました。衣装はこの上なく素晴らしく、流動性が具わっており、色彩もあまりにも美しく、かつ情景とセットの組み合わせが完璧に相まっていました」と、神韻を鑑賞したヴェルデリオさんは、絶妙な衣装デザインにすっかりひたっていたという。
ヴェルデリオさんは、神韻の衣装からは、流れる雲のような軽やかなデザインの理念が見て取れるという。 「私が思うには、この種のデザインには風の流動感をもたらしています」 「質感がとても軽く、柔らかく見えるので、(衣装は)ダンスの動きに合わせて漂い、ひらひらと舞い上がっていました」と話す彼女は、「その中には独特の穏やかさ表現されています」と述べた。
ヴェルデリオさんは、神韻の衣装の美しさと高貴さ、そして端正と優雅さに感動し、尊敬の念を抱いたと言い、「私に印象深く残っているのは、衣装が欲望を掻き立ていない(露出が少ない)ことです。なぜなら、現代の西洋の公演の問題点は、軽薄(軽はずみ)な衣装を使って、人々の(感覚器官)の欲望を挑発することにあるように思うからです。それに対して、ここ(神韻)では、この種の妨害がなく、ただ尊敬の念があるだけです。特に気づいたのは、女性ダンサーは芸術家と女性への敬意から、必ずペチパンツ(スカートの下に履くズボン)を履いていることです。 これは(西洋の公演では)非常に珍しいことです」と話した。
ヴェルデリオさんは、「公演はとても美しく、神韻はあなたを手助けして色彩、音楽、芸術、舞踊を通して生命の美しさ、希望の美しさを見させてくれます。公演に伝える希望のメッセージは素晴らしく、神韻は私に希望の扉を開いてくれました。それはまさに、私が切実に必要としていたものです」と語った。
イタリア人歌手「神韻は芸術の次元を超えている」
4月29日夜、神韻公演を鑑賞したイタリア人歌手エレナ・ロレンツィさんと友人(大紀元) |
「この公演は本当に魅力的で、多元化要素が組み合わさり、すばらしい作品がたくさん並べられていて見切れないほどでした。ダンサーのチームワークも素晴らしかったです。 神韻は異なる故事を異なる情景の中で表現し、観ているととても惹きつけられ、そして最高レベルの公演です」とエレナ・ロレンツィさんは、神韻を鑑賞したあと讃嘆し続けた。
エレナ・ロレンツィさんは、ロンドンのウエストエンドなど一流の劇場で活躍するイタリア人歌手であり、ボイストレーニングコーチでもある。彼女は神韻ニューヨーク芸術団のソプラノ歌手の歌唱を称賛した。「神韻はとても、とても良かったです! 私は神韻が本当に好きで、楽しんでいました。歌詞はとても引っ張る力、非常に惹きつける力があり、強い情感が包含されています」
ロレンツィさんは、「私は本当に神韻のオーケストラが好きで、、クラシック音楽には中国の伝統的な楽器も含まれていました。音楽は私を別の次元に連れて行ってくれ、本当にユニークで素晴らしかったです」と述べた。
ロレンツィさんは、神韻は芸術の次元を超えていると絶賛した。
神韻を鑑賞したイタリア下院議員、メッセージとエネルギーを感じ取る
4月28日夜、神韻公演を鑑賞したイタリア国会下院議員フランチェスコ・ガッロ氏(新唐人テレビ) |
フランチェスコ・ガッロ氏は、イタリア・メッシーナ市の元副市長で、昨年、下院議員に選出された。
ミラノでの神韻公演を鑑賞したガッロ氏は、「私たちが今まで見ている舞踊と比べて、神韻のアーティストはとても素晴らしく、特に男性ダンサーは素晴らしい」と話す同氏は、「神韻のすべてのアーティストの技術がとても素晴らしかったです!」と称賛した。
ガッロ氏は、「神韻オーケストラは最高でした。音楽は、その場に身を置かせながらも、かつ公演全体と同一の歩調が取れており、これは生のオーケストラができることとは思いませんでした」と言った。
公演の完璧な舞台効果に加え、ガッロ氏は神韻のメッセージとエネルギーを感じ取れたという。「神韻が伝える信仰のメッセージに私は震撼を受けました。今までこれらを知りませんでした」と話した。
ガッロ氏は神韻を鑑賞した後、内心ではとても感激しているという。「私は内心から情感が生じました」「これは心から放たれるエネルギーです」と語った。
(続く)