イスラエル学習者 「4.25」を記念し迫害終結を呼びかけた
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 【明慧日本2023年5月12日】イスラエルの法輪功学習者(以下、学習者 )は4月23日、4.25の平和的請願24周年を記念し、テルアビブの中国大使館前に集まり、法輪功への迫害終結を呼びかけた。

'图1:二零二三年四月二十三日,以色列法轮功学员在特拉维夫的中使馆前集会,纪念“四二五”和平上访二十四周年。'

4.25平和的請願24周年を記念し、テルアビブの中国大使館前に集まる法輪功学習者

 1999年4月25日、天津の学習者が不当に殴打・拘束された後、中国の学習者1万人が北京に向かい、法律に従って信仰の自由を行使する権利を求めて平和的請願を行った。

 集会で、イスラエル法輪大法学会会長のヴァディム・ベレステツキー氏は、「1999年の『4.25事件』は、中国共産党(以下、中共)に深い衝撃を与えた」と述べた。中共の指導者達が、中国では何十年も共産党が支配し、何百万人もの中国国民を大量虐殺したため、中共を恐れない者はおらず、正義を守る者がいないと考えることに慣れている。しかし、4.25に、数百万人の中国国民はもはや共産党を恐れず、共産党が宣伝した嘘を信じようとしないようにと彼らは陳情した」と言った。

 ベレンステツキー氏によると、学習者は静かに北京陳情所に来て、旗も立てず、模範とも言える礼儀正しい行動を取った。当時の朱鎔基首相が「この問題は政府と学習者の双方が納得する形で解決する」と約束すると、彼らは静かに立ち去った。

 しかし、今ではよく知られた「4.25」の平和的請願は、中共によって悪者にされ、嘘とプロパガンダで法輪功を中傷するために利用されている。

 ベレンステツキー氏は、学習者は「真・善・忍」を守るために大きな代償を払ってきたと言い、「彼らは、善を信じる人々に対して、邪悪が無力であることを世界に示した。闇は光に無力であり、暴力は慈悲に無力であることを私達に示した」と指摘した。

 彼は「迫害は今日も続いている。だから私達は今日、邪悪な中共政権を象徴する中国大使館の建物の前に集まり、学習者への迫害を止めろ! と要求するためにここにいるのです」と言った。

'图2:烛光悼念被中共迫害致死的法轮功学员'

中共に迫害され、死に至った学習者を追悼しキャンドルライトを灯す

'图3:法轮功学员手持横幅,横幅上写着:“共产主义的最终目的是毁灭全人类”,“法轮大法真善忍”'

「共産主義の最終目標は全人類の滅亡」、「法輪大法真・善・忍」の横断幕を持つ学習者

 車で記念活動現場を経由するあるドライバーが、車の窓越しに「これは無言の抗議の一例だ。そうすべきだ!」と叫んだ。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/6/459684.html)
 
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