天津の韓玉霞さん(80代)に懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2023年5月17日】天津市河西区の法輪功学習者・韓玉霞さん(80歳女性)は、2023年4月26日、河西区裁判所に懲役4年の不当判決と2万元(約40万円)の罰金を宣告された。韓さんは判決を不服として控訴した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 韓さんは、2019年10月29日、法輪功迫害の真相を人々に話したとして、河西公安支局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、友誼派出所、越秀路派出所の10 人以上の警官らに連行された。警官らは電気ドリルを使って韓さんの家に侵入し、100 冊以上の法輪功の書籍、プリンター、パソコン、携帯電話、いくつかの事務用品、法輪功に関する情報が記載された 3000 セット以上のカレンダーを押収した。その後、韓さんは地元の浯水道拘留所に拘禁され、2019年12月1日に保釈された。

 韓さんは、2022年10月15日、学習者・孫桂香さんを訪ねたとき警官に見られた。その後、再び連行された。2人の学習者は取り調べのために派出所に連行され、家宅捜索を受けた。

 2022年12月5日、河西区越秀路派出所の2人の警官が突然、韓さんの自宅を訪れ「すぐに河西区裁判所に連れていく」と言った。

 そして、男性4人と女性2人は韓さんに対する裁判を行った。裁判長が韓さんに法輪功を学んでいるのか」と聞くと「学んでいます。配った資料は読む人に真実を伝えるためです。私がやったことは国にも社会にも百利あって一害なしです」と答えた。

 裁判後、派出所の警官は韓さんに「十数日後、身体検査に連れて行く」と言った。

 2023年4月23日、警官は韓さんを総合的な身体検査のために病院に連れて行った。韓さんは高血圧であることが判明し、その日のうちに家に連れ戻された。警官は翌日戻ってきて、韓さんを河西区拘置所に連行した。韓さんの血圧は非常に高いままだったので、警官は韓さんを再び家に連れ戻さなければならなかった。彼らは翌日韓さんに電話をかけ、韓さんに裁判所に行くようにと伝えた。韓さんは従うことを拒否した。

 4月26日、警察が韓さんの自宅を訪れ、裁判所に連行し、懲役4年の不当判決を宣告された。韓さんは控訴した。

 韓さんの夫・郭徳有さんは、河西留置場に3回拘留され、家宅捜索を6回受けた。労働教養処分3年を科されて双口労働教養所と板橋労働教養所に拘禁され、懲役5年の判決を受けた。

 韓さんの娘・郭成茹さん(59歳)は、2回の労働教養処分計3年6カ月を科され、3回の不当判決計13年を下され、何度も拘禁された。郭成茹さんは2000年1月末、上海で連行され、拘留所に3カ月間拘禁された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/28/459305.html)
 
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