【明慧日本2023年5月18日】韓国ソウル市の中心、ソウル市役所前のソウル広場で5月8日、朝から心地良い煉功の音色が聞こえていた。青空の下、「法輪大法は素晴らしい」の文字が印字された黄色の服を着た法輪功学習者(以下、学習者)たちは、緑の芝生の上で穏やかな音楽の中で煉功を開始し、第24回「5.13世界法輪大法デー」と「法輪大法が伝わって31周年記念」の活動を始めた。
ソウル市役所前のソウル広場で、腰太鼓、集団煉功を披露する学習者 |
師父のお誕生日をお祝いする学習者 |
法輪大法(法輪功ともいう)は、李洪志先生が1992年5月13日に、中国吉林省長春で初めて伝え出した。法輪功は宇宙の最高特性「真・善・忍」を根本的に指導しており、宇宙の演化の原理に従って修煉する。法輪大法は大道であり、真に修煉者を高い次元に導くと同時に、社会を安定させ、人々の身体の素質と道徳水準を高め、計り知れないプラスの作用を約1億の人が修煉を実践して証明している。
パレードの活動前、横断幕を広げて法輪大法を紹介する学習者たち |
社団法人韓国法輪大法学会秘書長のウー・シリーさんは、活動現場で「法輪功の修煉効果が顕著なため、中国で伝わってから7年後の1999年、中国での修煉者がすでに1億人ほどに達し、当時の中国共産党(以下、中共)党員の総数6600万人を超えました。当時中共総書記であった江沢民は嫉妬し、政治局常務委員全体の反対を押し切り、法輪功に対する歴史上前例のない残酷な迫害を強行しました。それでも、学習者は諦めることなく、固い信念で修煉を堅持し、『真・善・忍』を用いて大法を実証しています」と語った。
ソウルの中心部でパレード
穏やかでゆったりとした集団煉功が終わってから、天国楽団が明快な演奏を始めた。楽団の演奏が先頭になり、学習者たちは横断幕を掲げ、盛大なパレードを開始し、法輪大法の書籍『轉法輪』を模倣した花車がすぐ後に続き、中国の伝統的な演奏をする小太鼓の「腰太鼓チーム」が最後尾を彩った。ちょうど昼食の時間と重なり、多くの市民が街頭に出て散歩しており、パレード終了まで、その過程の中で市民たちは携帯電話で写真を撮ったり、静かに見ている人もいれば、学習者たちが配布したチラシを読む人もいた。ソウルの市中心の街で出現した普段見られない光景を携帯電話のカメラで撮る外国人観光客も多くいた。
ソウルの繁華街で盛大にパレード行進する |
パレードの経路はソウルの最も賑やかな繫華街を行進し、光化門広場、駐韓米国大使館、韓国の三大新聞『朝鮮日報』、『中央日報』、『東亜日報』の本社、また韓国佛教の総本山である曹渓寺、大型デパート「ロッテ」と「新世界」百貨店、中国大使館のある明洞等を経由した。ちょうど昼食の時間と重なり、外で休憩している会社員たちで賑わっていた。
市民が一緒に法輪大法デーを祝う
具亨謀さん(67歳 釜山市西区)は、ちょうどパレードを撮っていて、今回彼は初めて法輪大法を知ったという。彼は「私は本当にパレードが好きで、横断幕に書かれた内容から、たくさんの学びがありました」と言った。彼はチラシから法輪大法を修煉することによって健康が回復した実例を知った後、側で修煉方法について質問し、「私も身体に多くの不健康なところがあるので、私も法輪大法を学びたいです」と話した。
具さんはかつて、中国と北朝鮮の国境で北朝鮮の難民を支援したことがあると話し、彼は中国共産党(以下、中共)の悪行をよく知っているという。真・善・忍を修煉する法輪功学習者が、中国で遭遇した迫害の状況を聞いて、「人は本来、はっきりと聡明に生きるべきですが、現在の世界は非常に乱れています」と言った。
パレード行進の過程の中で、ある市民は隊列と一緒に歩いた。朴英浩さん(48歳 安山市)は、「私は中国で出生し、韓国に来る前多くの人が法輪功を修煉していたのを見ました。中共は人権侵害をしており、早く滅亡すべきです」と話した。
朴さんはパレードを見れてとても嬉しいと言い、自分は党には入っていないが、子供の頃に少年先鋒隊に入ったことがあるため、脱退する方法を学習者に聞いた。
韓国にいた時、朴英浩さんは、多くの中共の邪悪の本質を自由に暴露している動画を見たという。彼はこうして中共が1989年の天安門事件で、民主化を叫ぶ学生を戦車で轢き殺したことを知ったという。また中共が学習者を弾圧していることも知ったそうだ。
パレード隊は市役所広場から出発し、鍾路光化門、安国交差点、鐘閣、乙支路、南大門等を通ってから、再度市役所広場へ戻り終了した。朴英浩さんはずっと隊列について最後まで歩いた。また活動前のブースで、『轉法輪』を見つけて感激して持ち帰った。
法輪功が真の修煉の道を指導する
以前ヨガのインストラクターだった丁成玉さん(57歳 京畿道楊平市)は、2009年に大法の修煉を始め、今年ですでに14年になる。修煉を始めたばかりの頃、丁さんは、ちょうど他の功法をしていた。彼女は、先に法輪功を学んでていた知人から「この功法(法輪功)は本物だ」と聞いた時、瞬間的に下腹部が暖かくなったという。
ヨガのインストラクターだった丁成玉さん |
法輪功を修煉する前、丁さんは多くの異なる修煉方法に接触し、またヨガを教えていた。この時期、丁さんは幸運にも法輪功の書籍『轉法輪』に出会った。
彼女は「以前他の功法をしていた時、多くの興味と困惑を感じていましたが、この本(『轉法輪』)を読み終わった瞬間に回答を得られました。私は大法を信じるようになり、同時に本を何度も読むにつれ、更に素直になり、この本は人に正しいことを教えていると思いました」と話した。
彼女は「法輪大法は、修煉の道を最後まで導いてくれる功法です。多くの他の修練方法は私たちのために修煉の道を導いてくれるわけではありません。法輪大法は真に自身を修め、また心を修める功法で、直接人々が正しい生活を送れるように助けてくれる功法です」と言った。
丁さんは「大法の修煉を通して、生きている意義が分かり、自分は更に家族を思いやるべきだと分かりました。ここに、師父へ心より感謝を申し上げます。人生において最も根本的な助けを与えてくださり感謝します」と話した。
絵を通して大法と縁を結ぶ
グラフィックデザイナーの金攸俐さん(50歳 蔚山市)は、2010年に蔚山大公園のショールームで「真善忍国際美術展」を鑑賞後、大法の修煉を始めたという。金さんは当時、デザイン事務所で企画を担当していた。彼女は、美術展の絵画の中から新たな事実が分かったという。
グラフィックデザイナーの金攸俐さん |
彼女は「以前、私はずっと中国が旅行に良い場所だと思っていて、孔子や聖人がいた良い国家だと思っていました。しかし絵画を観て、中共が良い人を迫害している事実を知りました。人を驚愕させる事実ですが、それらの修煉者は監禁された状況下でも、非常に確固とした信念を持ち、私は深く心を打たれました」と話した。
絵画を鑑賞後、金さんは参考になる書籍はないか質問すると、学習者からその場で『轉法輪』を渡され読み始めた。「私は普段から読書が好きですが、この本を一度読んだ後、何が書かれていたのかを思い出せず、もう一度読みました。この過程の中で、ずっと興味のあった、知りたかった事の答えが見つかりました。また少し科学的な内容の書籍で、本の中で宇宙の各種の回答を見つけることが出来ました」と金さんは語った。
金さんは小さい頃から「人はなぜ生きているのか?」「どうして争ったり、そのために辛く苦しいのか?」等々の問題が彼女を困惑させた。「修煉してから、自分を更に直視出来るようになり、内心の落ち着きを見つけることが出来、本当に安定することが出来るようになりました」と金さんは言う。
また彼女は「内面的な力が大きくなるにつれ、考えも少なく単純になりました。情緒に簡単に左右されなくなり、社会生活においても適切な言葉を発することが出来るようになりました。私は本当の自分として生活が出来るようになったと感じ、まるで一つの新しい生命に生まれ変わったようです」と言った。
彼女はこのように話した。「法輪大法を修煉してから、心に光がさし、新しい世界に入りました。感謝を申し上げます。私の心から師父への感謝の気持ちを表すのは難しいです。師父、ありがとうございます」