【明慧日本2023年5月19日】吉林省舒蘭市の法輪功学習者・朱兆水さん(69歳男性)は2019年9月10日夜に身柄を拘束され、懲役3年6カ月の不当な判決を宣告された。公主嶺刑務所で迫害を受けた後、糖尿病、高脂血症、高血圧の症状が現れた。
朱さんは舒蘭市吉舒鎮の出身で、1998年から法輪功を学んでいる。朱さんは以前、喫煙し、アルコール中毒だった。また、少し武術ができるのでよく喧嘩をしていた。法輪功を学んでから、これらの悪習を改め、脳血栓の妻を十数年間面倒を見て、良い夫になった。
しかし、1999年の7.20以降、法輪功が中国共産党により弾圧され、朱さんは法輪功を学んでいるとの理由で、身柄を拘束され、拘禁され、1年以上労働教養処分を科されたことがある。
2019年9月10日、警官はネット回線のセッティングだと嘘をつき、朱さん宅に入り、家宅捜索をした。法輪功創始者の写真、法輪功の関連書籍などの私物を押収したうえ、朱さんを市公安局に連行した。一晩取り調べてから市留置場に移送し、1年以上拘禁した。その後、朱さんは懲役3年6カ月、罰金2000元(約4万円)の不当な判決を宣告された。
2020年11月6日、朱さんは公主嶺刑務所に移送された。検診で血圧が140に上り、薬を飲まされたが、血圧はさらに180から200までに上った。飲めば飲むほど逆効果に気づき朱さんは薬を飲むことを拒否したが、受刑者の馬濤に強要された。その後、医者は馬濤にこれ以上薬を飲ませたら、悪化すると忠告すると、薬を強要しなくなった。
その後、朱さんは2人の受刑者から洗脳を受け、朱さんはやめてほしいと言っても聞かず、逆に警官に告げ口をした。ある日、朱さんは警官の指令に合わせて速度をあげ、早く歩くことを強いられ、朱さんはついていけず、病院で検査を受けると、血圧は240だった。医者はすぐに朱さんを入院させ、それから朱さんの左手が動かなくなり、血栓の症状が出て、18日間入院していた。
刑務所で苦しめられた朱さんは糖尿病、高脂血症、高血圧などの症状になったが、解放されてから学法と煉功を通じて現在、ほぼ回復した。