山東省の張霞さん、王金貞さん(80代)に不当な判決
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 【明慧日本2023年5月24日】山東省徳州市徳城区の法輪功学習者(以下、学習者)・王金貞さん(80代)は懲役3年、罰金1万元を科され、刑務所外での執行判決を言い渡された。学習者・張霞さんは懲役4年の判決、罰金2万元を科され、済南女子刑務所に送り込まれた。

 2022年1月14日、張さんが母に会いに行ったとき、乗っている電動自転車に盗聴器が取り付けられていることに気づいた。そして、3月3日、張さんは徳州市徳城区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行され、家宅捜索をされた。平原県にある一室に監禁されていた張さんは5月4日、平原県公安局に徳州市留置場に移され刑事拘留された。その後、平原県検察庁に逮捕状を発付された。

 3月5日午後、82歳の王さんは、徳州市徳城区の国保と長荘派出所の警官に連行された。警官は王さんの家から押収した私物を罪を被せる「証拠」とした。王さんは平原県に拘禁された後、徳城区拘留所に移送された。その後、「保釈」で帰宅した。

 2021年3月上旬、長荘派出所の警官は2回にわたり王さんの自宅に行き、嫌がらせをした。

 先日、張さんは判決を下され、済南女子刑務所に送られたことと、高齢の王さんも判決を宣告されたことがわかった。

 山東省徳州市の楽陵市の学習者9人は、2022年12月15日、楽陵市裁判所に不当に裁判を行われ、判決を言い渡された。2022年7月21日、これらの学習者は、楽陵市公安局の国保と各区の派出所の警官によって、それぞれ連行され、家宅捜索をされた。学習者たちは最初、楽陵市国保に拘禁されたが、その後、徳州留置場に移送された。 

 明慧ネットの不完全な統計によると、2022年、山東省で少なくとも1970人の学習者がさまざまな形で迫害された。8人が亡くなり、146人が判決を受け、744人が連行され、450人が家宅捜索を受け、393人が拘禁された。また、1050人が嫌がらせを受け、34人が放浪生活を余儀なくされた。58人が洗脳班に監禁され、93人が裁判保留で「保釈」され、136人が経済的迫害(裁判所からの罰金、警官からの恐喝、年金・業績給からの天引き等)を受けたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/9/459923.html)
 
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